BUYMA(バイマ)では、
海外ブランド品を主に扱う為、
価格競争がつきものだ。

購入側とすれば欲しい商品が同じで、
どこで購入しても変わらないのなら
一番安い所で買うだろう。

これは紛れもない現実である。

ただし価格競争と上手く付き合っていく事は
絶対に必要な事でもあるので
ここで紹介して行こう。

最安値にできない場合

バイマ(BUYMA)では、特に有名なブランドは
価格で全く勝てない商品が
いくつも存在する。それは有名ブランドに多い傾向になる。

その価格で勝負する事ができないのであれば、
無理にその商品で勝負する必要はなく
他の商品で勝負するのも手だ。

ただし、値段が最安値に出来ないのであれば
2番目の値段でも、3番目の値段でも
出品しない・するのでは大違いである。

例えば、価格は2番目であるが
安心できると言う理由で購入される事もあるからだ。

とは言っても、やはり価格が購入する際の
大きな決定権には変わりはない。

そのため、価格以外で勝負が
できるようにもしておこう。

価格以外でアピール

価格で勝てない理由の大部分は下記であろう。

・独自の仕入先をもっている

・あなたの知らない仕入先を知っているか

上記のどちらかである。

つまり、仕入先という
あなたが見えない部分で
勝負がついてしまっているのだ。

では、あなたが価格以外で
勝負できるところはどこであろうか。

例えば、商品ページの安心感や
販売実績と評価がある場合は、
その評価をアピールする事ができる。

競合が日本以外の発送元であれば、
在庫を持つことで
日本から発送ができ商品到着を早くできる。

商品を早く購入したいお客様にとって、
多少高くともあなたより買う理由ができるわけだ。

その他にも割引クーポンを発行し
「もう1つの商品ご購入で○○円引き!」
といったようなセット割引や、

商品を発送すり際に
同梱するオマケを付けたりと
強みはどんなことでもアピールしよう。

最安値にする努力

これは、とても地道な作業であり、
恐らくすぐには結果の出ない事である。しかし、

・少しずつ仕入先の開拓を続けていく

・新商品情報をいち早く手に入れる

・できるだけ上流で仕入ができるようにする

このような努力を続けていくべきだ。

例えば、
逆輸入の時計が
40%オフで購入できるようになることや、

有名ブランドではないが
人気のあるブランドを
無在庫販売できることや、

今年はじめて日本に実店舗を展開したばかりのブランドを
35%オフで購入できるように
なるかもしれない。

これは実際、
私が経験し1週間、2週間では
実現できないが長く続けていく事で
可能になった事である。

差別化をしていく

ここで言う差別化は、仕入先の話ではない。

他のバイヤーが行っていない
差別化を図る事を指すが、

時間を短縮する為のツールを活用したり、
外注化を進めるのはもちろんの事、

取扱いブランドにある親和性を
持たせ圧倒的な商品数で勝負する。

誰も取り扱っていないような商品を出品、
どこで仕入れてるのか分からない商品や、

在庫を持って販売する商品数の拡充を図ったりと、
とにかく周りより差別化を図り続ける事で、
1つの商品やブランドで価格差で
気にする必要がなくなるだろう。

まとめ

いかがだろうか。

どうしても価格の点で、
お客様が購入する際の決定打になることは
紛れもない事実であるが、
最安値で無いことで売れないと言う考えは
持つ必要はないのである。

もし、最安値の商品のみが
バイマに存在しないのであれば話は別だが、
そうではない事を
実際にあなたが一番よくわかっている事だろう。

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