スクラップブック作りなどに簡単に貼ってはがせる
マスキングテープは人気のアイテムである。
今では100円ショップでも
バラエティーに富んださまざまな柄のテープが手に入る。
本来は建築現場などで使われていたものだが、
その起源すらほとんど誰も知らないほど私たちの身近にある。
そんなマスキングテープを使って
素晴らしい芸術作品を作っている女子大生がいる。
彼女の名前は船原七紗さん。
450種類ほどのマスキングテープを駆使して、手でちぎって作品を仕上げる。
以下船原さんの作品を紹介していこう。
レオナルド・ダ・ヴィンチ 「最後の晩餐」
まるで高貴なモザイク画のようだ。
ヨハネス・フェルメール 「真珠の耳飾りの少女」
原作よりもよりカラフルで華やかに仕上がっている。
拡大してみると、膨大な種類のマスキングテープが使われているのがよくわかる。
レオナルド・ダ・ヴィンチ 「モナ・リザ」
背景のグリーンがモナリザをより爽やかな印象に。
エドヴァルド・ムンク 「叫び」
こちらは原作よりさらに恐怖心が強調されているようにも見える。
葛飾北斎 「富嶽三十六景」より「凱風快晴」
本来なら和の作品がヨーロッパ調の画風に仕上がった。
ゴッホ 「ひまわり」
部屋に飾るだけで太陽がさしたように明るくなりそうだ。
グスタフ・クリムト 「メーダ・プリマヴェージの肖像」
最先端のファッション広告のようにも見える。
夏目三久さん
こちらはアナウンサーの夏目三久さんだ。
あまりにも本物にそっくりすぎて、写真を貼付けたように見えてしまう。
いけふくろう
池袋のシンボル的存在のいけふくろう。
像が乗っている台のマスキングテープ使いがかわいらしい。
自分の名前の由来
船原さんの名前は「なさ」と読む。
両親は宇宙関係の仕事をしており、
毛利衛宇宙飛行士が宇宙に飛びだった次の日に
生まれたのが名の由来なのだそうだ。
船原さんのマスキングテープ作品は新しい芸術のジャンルとして
今後広く受け入れられていくだろう。
私たちにも挑戦してみたいという思いを与えてくれる。
子どもから大人まで楽しめるなじみやすさも今後の人気を支えていきそうだ。
Spotlightより引用
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