こんにちは。柿沼です。

今日はよく受ける2つの質問について
考えていきます。

まず、
「Amazon輸出、ebay輸出のメリットデメリット、違いを教えてください」
という質問です。

6つの項目にまとめましたので参考にしてください。

1.売上げの受け取り

Amazon輸出を始めるにはまず
海外の事業用口座の開設や納税の問題をクリアする必要がありますが
ebayではPaypal経由で
売上げの受け取りができるので
日本にいながらすぐに実践ができます。

ここがネックになってしまい
Amazon輸出を始められないという方がたくさんいます。

2.リピーター

Amazon輸出のきつい所はリピーターの獲得が難しいことです。

それに比べるとPaypal経由でメールアドレスが取得できる
ebayでは比較的リピーター獲得の戦略が練りやすいです。

3.商圏

Amazonでは基本的にはアメリカ国内
もしくはEU圏への販売に限定されていますが
ebayでは世界中(欧米以外の地域)へ販路が広がっています。

4.商品登録

Amazonではカタログがある商品への登録であれば
わずか数十秒で出品が完了してしまいます。

5.出品制限

ebayでは現在、新規アカウントの出品数や金額に制限があるので
結果が出るまで時間が掛かってしまします。

Amazonでは最初の出品に関しては比較的自由ですが
販売開始後にアカウントの審査を受けることがあります。

6.FBA

受注処理が誰でも簡単に外注化できる
FBAはAmazon販売の大きなメリットです。

次は
「Amazon輸出で稼ぐためには
どれくらいの資金が必要でしょうか」
という質問です。

僕の考え方をお伝えします。
かなりざっくりとした計算になりますが。

在庫を持つ場合の必要な資金の量は
仕入れた商品の質に大きく左右されるので
以下の条件だと仮定しましょう。

・無在庫販売のみで商品は売れてから仕入れる

・目標月収20万円

・平均利益率20%

Amazon.comの入金サイクルは14日周期なので
現金とカード枠を合計して
最大で2週間プールしておけるだけの資金があれば良いですね。

月に2回資金を回転させられますので

仕入れ 40万円×2回=80万円

売上げ 50万円×2回=100万円

利益率 20%

利益 20万円

月に20万円稼ぎたければ
最低でも40万円程度の資金が必要で
Amazonからの一回の入金額は
$6,000くらいが目標になることがわかります。

もちろん
利益率を上げることが出来れば資金は少なくてすみますし
FBAを利用して在庫を持つ場合はもっと資金が必要になります。

しかし
無在庫販売だけを実践するのであれば
「売れすぎてしまって資金繰りに困る」
という事態が起きても
一時的に出品を停止すればいいだけです。

実践前から「資金はいくら必要か?」
と思い悩むよりも

資金は実践しながら徐々に増やしていけば良いですね。

「じゃあ、この記事の内容は無意味じゃないのか?」
というとそんな事はありません。

目標を具体的な数字に置き換えて分析する事で
モヤモヤしていた霧が晴れてきて
目標達成までの道の途中で迷いにくくなります。

ぜひ考える習慣を身につけましょう!

輸出入ビジネスで自由を手にする方法