モバイル機器の使用に最も積極的なのは、
1980年から90年代に生まれたミレニアルズ世代だと思われていた。
だが、この度、モバイル広告テクノロジー企業RadiumOneによって行われた
第2年次モバイルショッピング調査によってそれが覆された。

調査によると、61%の米国成人スマートフォンユーザーは、
この半年の間にスマートフォンから商品を最低でも1度購入し、
この内73%が4回以上商品を購入していたことが明らかになった。
驚くべきことに、最も積極的にモバイル機器から商品を購入していたのは
若者世代ではなかった。

スマートフォンを利用する320人の米国成人を対象に行われたこの調査では、
モバイルでネットショッピングを楽しむスマートフォンユーザーの36%が
45歳から54歳のユーザーだった。
ネットショッピングするユーザーで最も消極的だったのは
18歳から24歳の消費者で、わずか15%しかいなかった。

また調査から、この3ヶ月の間にモバイル広告をクリックしていた
モバイルユーザーは半数いることがわかった。

実際の店舗で買い物中にスマートフォンを使って
商品レビューを閲覧するスマートフォンユーザーの割合は18.7%だった。
これは昨年の8.9%より2倍に増加していることになる。

スマートフォンユーザーの3分の1が
一日に40回以上スマートフォンを利用していることも明らかになった。

モバイルが、高頻度で消費者の注目を集め、消費者を取り込むことが出来る
広告やマーケティング媒体に成長してきていると言える。
マーケッターはモバイルを効果的な広告媒体として考えるだけでなく、
消費者を実際に商品購入させることが可能な媒体として考える必要がある。

「モバイルユーザーが毎日高頻度でモバイル機器を利用していること、
購買意思決定プロセスでモバイルを利用していることから
マーケティングファネルのすべての工程で消費者を引き込むことが
一般的になろうとしてきている。

ブランドが消費者に対し適切な内容やガイドラインを提供することができれば、
購買サイクルの全工程で消費者を確実に引き込むことができる。」
とRadiumOneの創設者でCEOのGurbaksh Chahal氏は述べている。

internet retailerより引用
http://www.internetretailer.com/2014/04/17/smartphones-more-older-folks-make-purchases-youngsters