こんにちは、武藤です。

米国のAmazonに在庫を置く
メリットの1つは、

米国で受けた注文を
米国内から発送できることです。

AutoMCFやその他の連携ツールと
組み合わせることで、

受注から発送通知までを
自動化することも可能です。

当社でもAmazonの在庫は
Amazon以外でも販売しています。

このサービスは便利な反面、
多少の問題もあります。

それは、
Amazon経由での販売ほど
配送時のトラブルには強くない
という点です。

米国本土への平均配送日数は
普通便で5.5日とまあ許容範囲です。

問題は追跡番号がエラーとなった場合。

Amazon経由の販売であれば
Amazonがサポートしてくれます。

ところが、Amazon以外で受けた
注文の配送については
あまり親身にはなってくれません。

どんなケースが問題になりやすいのか?

それは、Amazonが利用する
3種類の配送方法のうち、
Smartpostが利用される場合です。

当社ではこの発送方法で
特にトラブルが多いです。

追跡番号がはじめから認識されなかったり、
配送途中で止まってしまったりします。

このサービスはFedexとUSPSが連携し
提供されているサービスのようです。

運営元のFedexに連絡をしても
有効な追跡番号を求められます。

そこで、Amazonに連絡をしても
配送予定日まで待つように求められます。

問題は配送予定日が過ぎても
すぐには保証されないことです。

マルチチャネルフルフィルメントでは、
配送予定日から7日間が経過しないと
Amazonは保証には動きません。

配送予定日が発送から1週間後だとしても、
2週間が経過しないと
保証の対象にはならないのです。

そこで当社ではSmartpostで
発送された荷物については、
定期的に配送状況を
モニタリングするようにしています。

お客様に事前にフォローを入れるなどして
評価を痛めないように気をつけています。

配送はなにもAmazonだけではないですし、
米国の倉庫から世界中に
発送できるサービスもあります。

Amazon以外の販売比率が高まったら
こうしたサービスの利用を
検討してもいいですね。

発送数にもよりますが1発送2ドル程度で
在庫保管料も意外と安いですから。

ノマドエクスポーター アマゾン海外販売編