AmazonはMake an Offer”という名のプログラムを開始し、
マーケットプレースの売り手と買手が
直接値段交渉をできるようにした。

ただし、この対象になるのは
スポーツやエンターテインメント関連のコレクターアイテム、
美術品、コインなど15万品目に限られている。

その一例は、Derek Jeter(最近引退したニューヨークヤンキーズの人気選手)
の名を冠したブランドのボールに記念品の観戦用椅子、
ディスプレーケース、野球場の砂をセットにした
350.99ドル(4万2千円)の商品。

買手はこれをショッピングカートに入れて
売り手の言い値で買うこともできるし、
商品ページ右側の”make an offer” をクリックして
希望購入価格をインプットすることもできる。

売り手にはこの数字がメールで通知される。
買手はそれに同意するか、拒否するか、
あるいは別の価格を提案するかのいずれが選べる。
交渉のやりとりは決着がつくまでメールで続けられる。

「このしくみは、コレクターにとっては
Amazonマーケットプレースを通じて
希少価値のある商品を適正価格で購入できるという点で画期的。

また売り手にとっても、実店舗やギャラリーに来れない人たちと
オンラインで直接交渉できるメリットがある」
とAmazonマーケットプレース担当副社長Peter Faricy 氏は言う。

「値段交渉を可能にすることが売り上げ増に重要」と言う
売り手が最近の調査対象の半数いたこともFaricy 氏は指摘する。

Make an Offer はこのニーズを満たす一方、
顧客にも「買いたい品物が最低価格で買える」
という自信を与えている。

Amazonは詳細を明らかにしていないものの、
来年には対象品目を数十万点に増やすと言う。

「これはショッピングカートに商品を入れると
初め値段がわかるしくみによる革命。

すべての人に売り手の最低競売価格を明かすことなく、
値段にうるさい買手だけに手の届く価格を提供できる」
とAmazonに価格決定のしくみやヒントを提供している
Profitero 副社長Keith Anderson氏は言う。

だが、この方式がAmazon自身の商品に
適用することはなさそうだと氏は予測する。

理由はAmazonブランドは全ての消費者に平等に
公正価格を提供するというコンセプトにのっとっていいること、
また、各自が様々に行う値段交渉は、
自動化を好むAmazonの方針に合わないからとのことだ。

internetretailer.comより引用
https://www.internetretailer.com/2014/12/09/amazon-lets-marketplace-sellers-and-buyers-negotiate-prices