ヤマト運輸株式会社は4月1日より
小荷物配送に対応した2つの新サービス
「宅急便コンパクト」と「ネコポス」を始める。
●専用BOXで小荷物をオトクに送れる
「宅急便コンパクト」は対面配達サービスで、
小さな荷物を専用BOX(縦25×横20×厚さ5cm)か
専用薄型BOX(縦24.8×横34cm)を使って送る。
料金は594円から。
運賃に別途料金が必要となるが、
個人でもBOXを購入すれば利用できる。
同社にとって21年ぶりのサイズ拡充で、
現行の最小サイズよりも小さな荷物に対応する。
宅急便同様、セールスドライバーによる集荷のほか
ヤマト運輸直営店や取扱店から送ることができる。
コンビニ店頭での取り扱いも順次スタート予定という。
●小荷物を翌日ポストに投函
「ネコポス」は、翌日配達の投函サービスで、
同社と契約した法人や個人事業者が利用できる。
料金は全国一律で、
発送数量などにより決まる(上限は378円)。
サイズは角形A4サイズ以内、厚さ2.5cm以内、重さ1kg以内。
ヤマト運輸直営店への持ち込みか
担当セールスドライバーによる集荷で発送される。
ポストに入らない場合は持ち戻るという。
●サイトとの連携で配送手配をスムーズに
ヤマト運輸の調査によると、
フリマサイト利用者の約8割がポスト投函を希望しているそう。
「宅急便コンパクト」「ネコポス」の発売開始は
クロネコメール便の3月末廃止に伴い、
通販事業者など低価格で小荷物を扱う
法人事業者のニーズにこたえたもの。
同社は今後、フリマサイトなどと連携して
送り状の発行や集荷手配などを完結することで
配送までの一連の流れをよりスムーズにしていく予定。
人手不足の同業界において、
物流そのもののシステムの煩雑さを見直す好機ともいえる。
ちなみに同様サービス(1kg以下の小荷物配送)の
他社との料金比較は以下のとおり。
「ネコポス」…上限378円
「ゆうメール」…350円
「飛脚メール便」…319円
「飛脚ゆうメール」…293円
※詳細は各社ホームページで。
「ECのミカタWEB」より引用
http://ecnomikata.com/ecnews/detail.php?id=4732
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