若いときしかできないことがある。
若いからこそできることがある。

ノルウェーの建築家志望の学生たちが手がけたプロジェクトは、
まさにそんな「若さの可能性」を体現しています。

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アンドレア・G・ゲールセンとヤシャー・ハンスタッドを中心とした
ノルウェー科学技術大学の学生たちのグループ。
ミャンマーとタイの国境にあるカレン族の難民キャンプに
2009年から1年間滞在し、
土着の建築技術を生かした居住空間を作り上げました。

Bibliotek, Safe Haven Orphanage, Ban Tha Song Yang, Thailand

Badehus, Safe Haven Orphanage, Ban Tha Song Yang, Thailand

このThe Safe Haven Orphanageは孤児院の難民キャンプ。
「難民でなかったら、体験できたはずの普通の暮らし」
を子供たちに提供するため、プライベート感もありつつ、
好きなときに集って遊べるような空間を意識したとか。
住居や浴場施設の他、図書館も備えています。

Bibliotek, Safe Haven Orphanage, Ban Tha Song Yang, Thailand

また、高温多湿の気候の中で快適さを保つため、
この土地ならではの竹を編みこんだ壁や、
床が腐食しないように、砂利を床材に使用するなどの工夫も凝らされています。

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建てっぱなしではなく、家が壊れたときに住民が自分たちで修理できるよう、
デザインや建築の段階から居住者たちを巻き込んで、
建物の構造を理解してもらうというプロジェクトでもありました。

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The Safe Haven Orphanageは、建築の持つ社会的な責任、若さと才能、
手作りのアプローチ、そしてコミュニティへの持続可能な貢献が融合した
素敵な一例と言えますね。

inhabitat、TABIABOより引用