最近気になっているToDoリスト。

一日、

一週間、

一ヶ月、

一年単位での

予定

実際の行動

反省

対策

などなどが織り込まれた素晴らしいツールだと
改めて思う。

 

朝起きて、夜眠るまで一日のスケジュールを決める。
あくまでも予定なので、絶対にそのとおりにしなければいけないということはない。

それよりも、イレギュラーで発生した出来事をするために、明日の予定を前倒しにしたりと
調整する作業は、ある意味引き出しの整理をするのと似ているなんてふと思う。

例えば一番上の引き出しに入れてあったもの。
新しく手に入れたものをそこに入れたいので、違うところへ移動させなければいけない。
となうとほかの引き出しが空いていればいいけれど、そうでなければ、更に違う引き出しからものを移動させたりしなければいけなくなる。
そんな作業を繰り返していると、必ず何か前に探していたものとか、明日しなければならないことに必要な何かが偶然見つかったりする。

ToDoリストを使って、一日の予定、一週間の予定、さらには一ヶ月の予定を調整しているとき
偶然にも、前から会いたいと思っていた人に会えたりする。とか、予定を変更して違うところへ出向いたついでに前から気になっていたお店に立ち寄ることができたとか。

予定でも、引き出しでも、つねに自分の回りを整理整頓することによって、楽しいことがたくさん起きることが多い。

楽しいことがたくさん起きれば、次の予定も楽しい気分でこなせるから、さらに楽しい一日を送ることができる。

最近特に思うのだけれど、人間は身の回りが整理整頓されていないと、楽しく暮らせない。
整理整頓されていない家の中で、何かを探そうと思っても欲しいものは欲しい時には出てこない。
男女の中でもそう。

あれもいい、これもいい、と複数の人とお付き合いをしているのを見て、甲斐性があるとか、羨ましいとかいう人もいるけれど、本人は実際問題、スケジュールの調整といかにバレないようにしなければいけないかで、いつも神経が張り詰めていなければいけない状態(笑)
ちっとも落ち着きゃしません……最も、それが心地いいというのならば別ですけれど……。

起業も同じで
たまたまうまくいったっていう人はそうそういないと思います。

例えば、カフェを始めたいとある女性が思い立ちました。

彼女はまず、カフェをあちこち見てまわり、こんなカフェにしたいという理想のお店を見つけます。
そして、彼女なりの設計図を作ります。

エントランスはこんな感じ。壁紙はあんな感じ、床はそんな感じ。
そして席数はいくつで、厨房には何と何をおいて。
さらにはテーブルはこんなのをおいてそれに合わせて椅子もこんなものを。

食器はあの店でそろえて・・・・・などなど夢が広がります。

お店の設計図ができたら、今度はお財布の設計図。

一日何人のお客様が来てくださるとこれだけの売上が上がり
その中から、光熱費などランニングコスト、仕入れなどを引くと
これだけの利益が残る。

一日、最低でもこれだけの利益をあげるためには何人お客様に来ていただければいいかということが自分でわかることになる。

お休みは週に一度、稼働日は毎月25日間。
一ヶ月でこれだけの利益が発生する。

オープン時は物珍しいからとお客様は来てくださるけれど、少し立つと何か小さくてもいいからイベントをしなければいけない。とか、オープンから一ヶ月、二ヶ月、三ヶ月…… 一年と、イベントも考えていけるのも、やはりきちんと整理して予定を立てることができてこそ。

お店でなくとも、起業とは、自分で会社を立ち上げて、自分の利益を自分で管理すること。

自分の会社が、この先どの材料をどういう使い道でどのような形でもってお客様に提供し、そこから利益が発生するか、それを明確にしていないと、後になって何がなんだかこんがらかってしまう。

世の中、すべてのことは整理整頓から始まる。

何がどこに置いてあるかわからないようでは、何をやっても手間が掛かって無駄に時間を使うことになる……。

人間なんて記憶の容量は特別な人でない限り多くはないと思う。
記憶なんてとても曖昧でいい加減なことが多いから、記録しておくことは大事です。

しかも途中からそれをしようとするともっと大変だから、最初からしておくことをおすすめします。

すべてのことは

ToDoリストから始まる……。

と最近つくづく思うのです。

起業したのにうまくいかない。

まずはスケジュール管理から見直してみてください。