Google は4月21日より、
モバイル対応の進んでいる業者サイトを
検索結果の上位に出すしくみを導入する。

同社はWebmaster Centralブログの中で
「業者ランキングの基準として
モバイル対応度の使用頻度を高める。
これは言語の違いを問わずモバイル検索の結果に大きく現れる」
としている。

eコマースのプラットフォームを提供している
Ecwidと Bigcommerceの両社に聞くと、
いずれもこの変化への対応準備はできており
顧客との取引きは通常通りと言う。

Bigcommerceの役員Simon Serrano氏は、
Google の新たなしくみのモバイル検索順位への影響はそこそこで、
ほとんどは クリックされる率や
Googleのアルゴリズム内にある「顧客とつながる要素」に現れる。

Google は、独自の(または大きく修正した)テンプレートを
サイトに使っている業者に対し、
Googleのモバイルガイドラインに従うよう勧めている。

Serrano氏はまた
「業者は顧客が携帯、デスクトップ、タブレットのいずれで
サイトにアクセスしているのか、それぞれの割合を把握すべき」と言う。
「携帯の割合の多い業者にはGoogesの新方針の顧客アクセスへの影響は大きい」。

Ecwid副社長の Eugene Kaznacheev氏は、
同社のプラットフォームを使う売り手は、
もともとモバイル対応が完璧なEcwidストアを
開設することになるため、それだけで準備万端としている。

モバイルショッピングがちまたの噂ほど
重要でないのではと考える業者に対し、
Kaznacheev 氏は去年のホリデー商戦の売上げのうち、
携帯とタブレットが4分の1以上を占めていたことを指摘する。

Googleは業者に対し、ウェッブ上に設けた
モバイルガイド(https://developers.google.com/webmasters/mobile-sites/)を参照し、
自社のモバイル対応度テストをし、新方針の詳細、
モバイル対応ソフトを強化する方法も学ぶことを勧めている。

このガイドはMagento、Prestashop、WordPress、
Tumblr、Google Sitesなどの
コンテンツ管理システムの使用を推奨し、
それぞれについての情報も提供している。

ecommercebytes.comより引用
http://www.ecommercebytes.com/cab/abn/y15/m03/i16/s02