MasterCardワールドワイドが
「オンラインショッピング調査」の最新版を発表した。

その調査によると、中国の消費者の半数以上 (59.4%)が
モバイル機器を使用して買い物をしており、
その利用率はアジア太平洋地域で最も高いことが明らかになった。

その他にモバイル機器で買い物をする割合が高いのは、
タイ(51.2%)、韓国(47.6%)、インド(47.1%)、
インドネシア(46.7%)といった国々だ。

また、台湾やフィリッピンも上位国に迫る勢いで、
台湾は17%、フィリピンは11.4%、
2012年から上昇している。

その一方で、ニュージーランド、日本、オーストラリアは
それぞれ15%、22.9%、24.8%とスマートフォンを使用して
買い物をする割合は低かった。

オンラインショッピングに関する消費者動向調査は
2013年11月から12月にかけて25市場で実施された。

アジア太平洋地域においては、14市場で計7010名に
オンラインショッピングの習慣について調査した。

同地域の14市場では、スマートフォンで買い物をする魅力として、
利便性(46.8%)や、外出先で買い物ができる(41.3%)、
アプリが使いやすくなり簡単に買い物ができる(40.8%)といったものが挙がった。

購入されるアイテムのトップは衣類やアクセサリー類で26%、
次いでアプリが22.4%、音楽18.8%の順だった。

MasterCard Advisorsのアジア/太平洋地域を統括する
ピエール・ビュレット氏は次のように述べた。

「スマートフォンにより購入されるアイテムで、
衣類とアクセサリーがアプリを抜いてトップになるのは初めてだ。

小売業者はモバイルショッピングをさらに便利にするために、
モバイル環境の向上を図ったのだ。

今回の結果は小売業者のそういった動きがかなり強いことと、
またそれが功を奏していることを表している。」

Enterprise INNOVATIONより引用
http://enterpriseinnovation.net/article/chinese-consumers-most-avid-mobile-online-shoppers-asia-pacific-1561738995