ソーシャル・マーケティング・ベンダー
AddShoppersの新しいレポートによると、
ソーシャルネットワーク上の
小売業者のサイトリンクをクリックする
又は、商品を共有する消費者は
30日当たり、平均126.12ドル(約15,116円)を
小売業者のサイトで費やしていた。

これは他の消費者の平均116.55ドル(約13,967円)よりも
8.2%高い値になる。

このレポートは、ソーシャルネットワーク上の
小売業者のウェブサイトをクリック
又は商品を共有した後の
30日間の消費者の行動を調査したものだ。

このデータは、AddShoppersの10,000を超える
小売業者の顧客から昨年集められたものである。

AddShoppersはサイト訪問者が
eメール、Facebook、Twitter、Google Plus、
また、WaneloやPolyvoreといった
ショッピング中心型ソーシャルネットワークを通じて、
商品を共有できるように
小売業者のサイト上に
クリックボタンを追加させた。

データでは、ソーシャルネットワークユーザが
重要な顧客になる可能性があることが示されたが
全てのソーシャルネットワークが同じだった訳ではない。

AddShoppersシステムを経由して
シェアされた商品の
ソーシャルチャネル別平均コンバージョン率は
eメール 9.4%、Google Plus 3.7%、
Facebook 2.7%、Twitter 0.6%、Pinterest 0.5%となった。

Facebookのコンバージョン率は
eメールやGoogle Plusよりも
非常に低い結果になっているが
全てのシェアの74%を占めていた。

また、AddShoppers顧客の
ソーシャルネットワーク主導収益の69%を占めていた。
残りの31%は、Twitter 12%、Pinterest 8%
Email 6%、Google Plus 3%
その他のソーシャルネットワーク 2%となっている。

だが、Facebookのシェアの意味が
少し違うことを理解する必要がある。
Facebookには、いいね!、シェア、
WantやOwnボタンといった
商品や情報を共有する方法がいくつかある。

この内、シェアボタンは
いいねボタンの共有より3.4倍多かった。
コンバージョン率もいいねボタンを押した消費者より
シェアボタンの方が5.4倍多かった。
WantやOwnボタンが販売に繋がることはほとんどなかった。

Facebookのフィード表示には、
シェアの表示が好まれているので
Facebookのシェアボタンは、
他のソーシャルネットワークのボタンよりも
価値が高いものになっている。

シェアされた商品が大きな写真と共に
フィードに表示されると
他のボタンが使用された時より大きなアピールになる。

Internet Retailerより引用
https://www.internetretailer.com/2015/02/26/social-shoppers-spend-8-more-other-online-consumers