ChannelAdvisor社は
顧客のオンライン取引に基づいたデータを発表した。

同社はAmazonやeBay、Googleショッピングといった
複数のオンラインマーケットプレイスや
マーケティングチャンネルを通じて
取引を行う顧客のデータを毎月まとめている。

Amazonのプラットフォームで販売を行う顧客のデータによると、
10月のAmazonでの売上成長は32.4%で、
9月の37.9%からは減少したものの
eコマース全体の成長率15%の2倍であり、
eBayの7倍以上であるという。

Amazonは多くの商品をフルフィルメントと
ショッピングプログラム(Fulfillment by Amazon)を通じ販売を行っている。
同プログラムを利用した店舗の10月の割合は、
AmazonマーケットプレイスのGMV(総流通総額)のうち
41.7%で、前年同月比38.2%増だ。

また、店舗自身のサイトで受けた注文の配達を
Amazonに任せる店舗もあるという。
GMV上その割合は1.4%で、8月の1.9%より若干下がってはいるものの、
前年の1.2%からは上昇している。

一方、同店舗のeBayにおける10月の売上成長は
9月の8.9%より下がり、わずか4.4%だ。

固定価格の売上成長率は前年比で、
9月は7.6%増、10月は2.6%増だった。

eBayのディフェクト・レートは、
セラーパフォーマンスにおいて高返還率を課すもので、8月に導入された。

ChannelAdvisor社のCEOであるScot Wingo氏は、
「この新システムの導入により、中古品・修復品を販売しているセラーは、
著しく在庫を減らし売上に悪影響を与えているようだ」
と自身のブログでコメントし、
販売成長(特に電化製品分野)の鈍化は新システム導入の結果である、と述べている。

ChannelAdvisor社は、
また同店舗の比較ショッピングエンジンでの10月の売上は
9月の6.6%から減少し4.2%だったことも報じている。

Googleショッピングでの売上は
9月の45.2%から減少はしたものの前年同月比で13.7%増加し、
顧客転換率の上昇率は2.20%、平均注文額も前年同月の$94.86(約11000円)から
$125.09(約14500円)にアップしたと報告している。

internetRETAILERより引用
http://www.internetretailer.com/2014/11/11/sales-growth-amazons-marketplace-outpace-growth-ebay