アラブ首長国連邦(UAE)のオンラインショッパーのうち
63%が過去12ヶ月にオンラインで買い物をし、
60%は海外サイトを利用した。
大人のオンラインショッパー(全体の36%)は
今後12ヶ月の間に海外サイトでの買い物を始めて行う、
既に行っている人は量を増やすと答えている。
これはIPSOSがPayPalの依頼で
世界22市場1万7千5千人以上を対象に行った
オンラインショッパーの実態調査の結果だ。
国境を越えるオンライン取引きは
世界のeコマース市場の原動力になり、
小売り業者には国内・海外のビジネスを増やす機会とヒントを与えている。
ここではアラブ首長国連邦(UAE)に焦点を当てる。
調査の対象になったUAEの大人のオンラインショッパーのうち
63%は過去12ヶ月にオンラインで買い物をし、
ほぼ半数の49%が国内と海外の両方のサイトを利用していた。
利用海外サイトのトップ3は米国(30%)、英国(18%)とインド(18%)だった。
海外サイトでの買い物がオンラインショッピング全体の
11-50%だった人は31%、51-100%という人は12%を占めた。
海外サイトで買い物をしたUAEのオンラインショッパーのうち、
43%が旅行関連商品を購入、
これに靴・アパレル(40%)エレクトロニクス(35%)
宝石・時計(33%)イベントチケット(30%)
化粧品・美容関係(24%)娯楽・学習メディアのデジタルダウンロード(22%)
通常の娯楽・学習メディア(18%)家電、家具
家財(16%)おもちゃ・ホビー用品(15%)が続いた。
海外サイトからの購入を選んだ理由の一位を占めたのが、
送料無料(49%)以下、「安全な決済方法」(49%)
「国内に無い商品がある」(39%)が続いた。
逆に国際取引きに懸念がある人の理由は、
送料の高さ (49%)、個人情報の盗用(47%)
商品が記載通りでないかもしれないこと(42%)だった。
国際的なオンライン決済システムを
一つ以上使ったことのある人の53%が安全さを、
好ましい理由としてあげた。
買手の保護(51%)便利さ(40%)早さ (24%)がこれに続いた。
UAEのオンラインショッパーの40%は便利さ(時間と手間を省ける)を
買いたい商品をネット検索する理由としてあげた。
また27%は節約できるのでそうするとしている。
「面白く珍しい商品を探すため」を一番にあげた人も14%いた。
今後1年にUAE国内のサイトから購入を始めるという人は全体の23%、
国内でのオンラインショッピングの回数を増やすとする人は33%だった。
国際取引きでは12%が海外サイトからの購入を
今後一年以内に始めるとし、25%が定期的にするようになると予測している。
khaleejtimes.comより引用
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