前半・中半に引き続き、フィリピンeコマースの現状に対する
専門家の見解を紹介する。

Freelancer.comのアジア担当責任者である
Jojy C. Azurin氏は、物流及び支払い問題は、
代金引換払いや「ブレンド eコマース」で対処できると考える。

フィリピン流にするならば、主要部分はオンラインで、
値段交渉はeメールやプライベート メッセージで、
商品と代金取引はモールで取り交わされる、というのが
「ブレンド eコマース」だ。
オンライン取引だけでも10億以上にのぼるとされている。

Azurin氏によると、フィリピン同様、クレジットカードの浸透率が
低いインドネシアでeコマースが繁栄し続けていることを考えれば、
市場取引が現状12億ドルとされるフィリピンでは、
eコマース市場態勢は整っていると言う。

Lovable CommerceのCEOでフィリピン デジタル商工会の
Board Director を努めるJack Madrid氏は、
鍵となる要素は、end-to-endソリューションの提供にあると言う。

課題は、特に物流面で、売買体験のオンラインと実店舗を
一体化することにある。
商品の品質と安定した供給が非常に重要だと言う。

Amazonを巨大企業へと発展させた、流通システムもまた
重要な要素だ。

中国の巨大eコマース産業の成功からも、学ぶ所は多いと言う。

フィリピンで人気のeコマースサイト、AyosDito.phを運営する
701Search, Inc.の本部長、Jon Santico氏は、
同国のeコマース成長に拍車をかけるには、インターネット基盤の
改善が必要だと言う。

より迅速で安定した接続があれば、オンライン取引の信用度も
高まり、もっと多くの商品やサービスが利用出来るようになると言う。

では、より多くのフィリピン消費者をeコマースに引き込むものは何か?

Nolledo氏によれば、あちこちに存在する、
特価と見られるサイトに引かれて、オンラインショップを
利用し始める人が多いということだ。

これらのサイトは、実店舗では見られない大幅な割引を提供し、
消費者に、「これを利用しない手は無い」と思わせるのだ。

一方でGo氏は、この状況から一歩先へ踏み出したいという
思いが強いようだ。

「消費者の目が肥え、割引目当ての利用から、優れた商品を
自宅で手軽に購入するための利用になることを望んでいる。」
と言う。

過去2年間で分かったことは、フィリピンの消費者は、手段があれば
オンラインショッピングを利用する気は十分にあるということ。

同国の専門家達は、多少の障害はあっても、企業側も消費者側も、
次の段階に進む準備ができているという、強気の見方だ。

では、買い物好きなフィリピン人と、便利で安定・安心の
オンラインショッピングが結びつく末は?

フィリピンのeコマース業界に、大いなる成功の匂いがする。

HUFFPOSTより引用
http://www.huffingtonpost.com/jonha-revesencio/is-it-time-to-be-bullish-_b_5574361.html