自分で集客をすると価格競争をしなくて良い理由 前編
からの続きです

前編では状況によって考え方を柔軟に変える必要性と、
商品名(例:LEGO)で検索された時の結果や反応について説明しました。
今回の話はその続きになります。

毎日儲かる商品を探しまくっているあなたと
普通の消費者と圧倒的に違う点はリサーチ能力です。

僕たちは適当にショップに入り買いたい商品に目星を付けると
商品名で再検索して同条件で価格の安いショップを探すでしょう。
しかし、再検索する消費者は一定数居ますが少ないのです。

リサーチ能力の無さを裏付ける
ロングテールキーワードというのがありますね。
例え、SEOで人気キーワードで上位表示されなくても
ニッチなキーワードで集客をすることも出来ます。

ニッチなキーワードでも月に1回だけ検索されるワードを
1,000個集めれば1,000アクセス集まるわけですね。

ぜひショップを持っている方は今一度アクセス解析をしてもらいたいのですが
とっても変なキーワードで検索しています。

例えば、「lego 一番 面白い スターウォーズ」
このようなキーワードで検索してアクセスしてくる消費者が居ます。
もしこのワードで自分の店がHITしたなら
それこそ他のショップで買う選択肢は無いでしょう。

つまり、集客サイトを利用した時よりも
比較対象が少ないのです。

集客サイトを利用すると「戻るボタン」をクリックするだけで
すぐに他の出品者と再比較出来ますが
ネットショップの場合は簡単に比較出来ません。

それはリサーチ能力の低さや衝動買いと言われるものですね。
要約すると
簡単に比較されないから、価格も比較されにくいということです。

そしてもっと上のレベルになると
自社で買わなければいけないUSP(強み)を作ることで
より他に選択肢は無くなります。

例えば、周りが無在庫ショップだらけの場合は
適正に在庫を持つことでUSPになりますし
他のショップがデザインが最低限にも達していない場合は
デザインをある程度のクオリティにするだけでもUSPです。

・自社で買わなければいけない理由
・自社で買わない理由をなくす

ここまで発展したらより価格競争から脱却することが出来ます。

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