こんにちは、武藤です。

海外アマゾンの出品価格を分析しています。
出品数が膨大なので1点1点の調整はもはやできません。

これまでに売れた商品から、収益の高い商品や、
収益がマイナスになってしまった商品の原因を分析します。

ですので商品を見ると言うよりも、
なぜ利益が出たのか、そして損失が出たのか、
その理由をじっくりと調べていく作業です。

<収益が高い場合に考えること>

・競合が少ないから利益が高いのか?
→さらに関連商品を出品

・数が売れている場合には?
→出品価格が低すぎるのでは?

・仕入れが難しいから利益が高いのか?
→仕入先を検討

・アマゾン以外では購入できないのか?
→eBayなど他のマーケットでの販売も検討

・高頻度で売れて品切れを起こしがちな商品
→在庫数の引き上げ

<収益が低いもしくはマイナスの場合に考えること>

・仕入値の急騰
→仕入先が少ない場合は出品を削除

・競合数の急増
→仕入れを工夫して利益がでるかを検討

・仕入れ商品の品切れ
→同じジャンルの新製品のリサーチ
→関連品薄商品の出品取り下げ

こうして原因を掘り下げていきながら、
出品の取り下げや、価格の調整、
新規商品の登録のロジックの変更を海外SOHOさんに指示します。

そして、修正情報はInventory Loaderファイルを利用して、
一括で更新を行います。

当初はとにかく出品数を増やす戦略でしたが、
最近は出品品質の向上も視野に入れています。

こうした作業も早くパートナーさんに
任せられるようになりたいと思いますが、
一番おもしろく利益にもつながる部分なので
引継ぎはなかなか難しいですね。

P.S.
アマゾン販売をスタートされ、
販売件数を伸ばしている方が増えています。

売上の増加にともないトラブルにも、
すこしずつ直面され始めていらっしゃるようです。

発生しやすいトラブルとして多いのが、
在庫切れ、もしくは仕入れ価格の高騰です。

この2つの問題については、
仕入れ時の条件設定と、出品商品の見直しにより、
トラブルを回避できます。

例えば、仕入れ商品については、
販売者が3名以上でないと出品をしない。

もしくは、日本アマゾンが販売する商品しか、
米国では出品しないといった方法があります。

日本のアマゾンが販売する商品は、
一定数売れている商品で
仕入れにくせが無い商品が中心だからです。

また、出品中の商品については、
仕入元となる日本のアマゾンの出品者数や
出品価格を定期的に確認する作業が効果的です。

見直しには時間やコストがかかりますが、
仕入れられなかったり、仕入値が高騰していると、
大きな痛手となります。

出品が攻めだとすると、
こうした確認は守りの手段です。

私もはじめは守り方が分からず、
何度も評価を落としてしまったり、
仕入れで損をしてしまいました。

評価を落としていきなり出品停止となったりされないよう、
守りの戦略も取って行きましょう!

ノマドエクスポーター アマゾン海外販売編