転売的な輸入ビジネスをやっていると、
立ちはだかる壁があります。
電気用品安全法と食品衛生法です。
次点で電波法ですね。
転売的な輸入ビジネスをやっていると、
まずひっかかるのが
食品衛生法対象商品の
税関での通関不許可です。
電気用品安全法(PSEマーク)
に関しては、
通関で止められるケースは
あまり聞かない為、
それほど気にされる人はいません。
では、PSEマークを
取得して販売することと、
食品衛生法対象商品を
正式なルートで輸入することは、
どちらが難しいかと言いますと、
前者の方が圧倒的に難しいです。
ちなみに僕の経験値ですが、
■PSEマークを取得した商品
会社員時代 1種 独立後 0種
商品:ドライヤーを
金型から作製した際に取得。
費用:忘れたが
30万円は超えていた気がする。
5年以上前の話なので、
忘れてしまったが、
結構面倒だった気がする・・・
■食品衛生法(食品等輸入届出書)該当商品
会社員時代 100種以上 独立後 多分15種類くらい
商品:食器~キッチン雑貨、
電子レンジ用品等々
費用:0円~最大確か20万円くらい。
材質によって食品検査が必要。
その場合は結構面倒になります。
樹脂とか色とか・・・
あの樹脂は赤だと食検落ちやすいから、
この製品に使わない方がよいか等々。
つまり製造段階において、
食品検査を踏まえた企画をします。
費用がかさむケースですが、
多色の商品は色ごとに食品検査が
必要になるので、費用が増えていきます。
この辺は、通関やミプロ、
ジェトロ等の団体に聞いても良いですが、
乙仲業者も結構詳しいです。
いわゆるフォワダーというやつです。
単なる転売から一歩先の
貿易ビジネスに取り組みたい方は、
避けて通れないので、一度詳しい方から
聞いて学んだ方が良いですね。
ネット型の輸入ビジネスですと
あまり詳しい方はおりませんが、
貿易をやっている小さな会社ですと、
当たり前の知識として知っております。
それと今流行の中国輸入ビジネスは、
多くの方が家表法を完全無視しております。
今のところは別に
問題ないのかもしれませんが、
いつか対策が必要に
なるのかもしれません。
■家庭用品品質表示法
http://www.caa.go.jp/hinpyo/outline/outline_01.html
もちろんきちんと
している方もおりますが、
法律の存在すら知らない方が
多いのもどうかと思います・・・
コメントする