商品を仕入れる時には

商品代、送料、保険、転送費用、関税、消費税、クレジットカード為替手数料

これらの経費が掛かります。

そして、これらは時間を掛けるとある程度予測することが出来ます。
これらをきっちり出すとなると1商品辺り1分程掛かるでしょう。

次に販売です。
プラットフォームシステム利用料、配送、梱包
これらの経費が掛かります。

1商品辺り30秒といった所でしょうか。
きっちり予想経費を算出するのには
上記例でいうと1商品辺り約1分30秒掛かります。

僕は早ければ10秒、商品重量を探すのに手こずれば、
30秒位で計算を終えています。

一般人が1分30秒掛かる計算を僕は10秒で出来ている理由は
「どんぶり勘定」だからです。

決して10倍近い計算能力を持っている訳では無いです。笑
これは仕入れ額が大きくなっても変わりません。

どんぶり勘定ですが僕の会社がプラットフォームで販売して
赤字になるの商品は全体の4%以下です。

そしてもっと詳しく言うと赤字になる1番の理由は、
商品説明を詳しく読まないことによる訳あり品です。

次の理由として供給過多による俗に言われる飽和です。
その次に想定販売時期を過ぎた商品の損切り。

そして最後に数ヶ月に1回起こるのが
どんぶり勘定による経費算出ミスです。

赤字になる理由順位はこういった感じです。

自身の経験を踏まえて経費計算は
どんぶり勘定でいいと思っています。

最初のほうは、しっかり計算していました。
何なら関税もジェトロに聞いてまで算出していましたが
販売価格が不安定の為に
”売上ー経費=利益”を正確に出すことに困難なことに気付きました。

そもそも正確な利益額を出す必要があるのかも疑問に思っています。

ただし、絶対にしてはいけないのが甘いどんぶり勘定です。

為替も+3円位で考えて消費税も必ず取られる計算をして
重量も少し重めに設定していると
このどんぶり勘定による赤字にはなりません。

機会損失は出てしまうかも知れませんが
1商品当り1分20秒の節約が出来れば
十二分にカバーしているでしょう。

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