こんにちは、柿沼たかひろです。
いま、あるツールの開発をしようと思っていて
先日見積もりを出してもらったのですが
出てきた金額は「350万円」
この金額は
高いのでしょうか?
それとも
安いのでしょうか?
はい。
・どんなツールなのかも
・誰が使うのかも
お伝えしていないので
一概にはなんとも言えませんね。
僕らは物販ビジネスをやっていますので
ビジネスの規模は違っても
それぞれみんな経営者です。
経営者が見積もりを見た時にまず考えるべき事が
投資した金額に対しての「資金の回収効率」です。
たとえば上記のツール
社内で行っているアルバイトの作業を
1日5時間軽減出来る物だったとします。
月に20日間勤務するとしたら
月間100時間です。
アルバイトの時給が1000円だった場合
350万円÷10万円で35ヶ月で投資した費用を回収出来ます。
これだと、回収までの時間をかなり長く感じますね。
最近は変化のスピードがとてつもなく速いので
3年後には状況が大きく変わっている可能性が高いです。
一方このツールを
1人7000円で毎月継続して
100人のユーザーに使って貰ったとします。
すると
350万円÷70万円で
5ヶ月間で投資した費用が回収出来ます。
その後はすべて利益になりますので
10ヶ月後には投資した資金が2倍になる計算です。
さらに、自社で利用しながらツールのレンタルもすれば
350万円÷80万円で4ヶ月半くらいで投資資金の回収が可能ですね。
しかし、
もちろん実際にはこの予想通りに事が動く事ばかりでは無いです。
たとえば、ツールを一般公開しても
10人くらいしか使ってくれないかもしれません。
そうすると資金を回収するまでに50ヶ月もかかってしまいます。
ですので
期待できる最大の収益だけを予測するのではなく
最悪いくらの損失が発生する可能性があるかを
予め想定しておく事が大切です。
この考え方は
もちろん仕入れをする時にも
非常に大切になってくるので
覚えておくと良いですね。
それでは、また!
最後までお読み頂きありがとうございました!
コメントする