「ネットを使って、自力でお金を稼ぐ」という経験がないけども、
そういうことに興味がある人は多々います。

そういう人、あるいは、
始めたばかりの人にかなりよく聞かれる質問の一つが、
「1日何時間くらいやれば、そんなに稼げるの?」です。

これは、はっきり言って全く無意味な質問です。
何と言うか、アルバイト感覚なんですよね。

「毎日○○時間頑張って取り組めば、月○○円くらい稼げるよ」
って言って欲しいんだと思うんですけど、
そんなことはあり得ません。

全く自分のビジネスを行う経験がなく、能力の低い人ならば、
最初は頑張って作業をして、様々なことを経験しないと、
稼げるようになりませんし、

経験が豊富で、能力が高い人ならば、
アイディアを人に伝えるだけでお金を稼げます。

あなたが、初心者の状態からドラムを始めて、Xの紅を叩きたいとしましょう。
「1日何時間くらいやれば、そんなに稼げるの?」という質問は、
「1日何時間練習したら、紅を叩けるの?」ということになります。

日本語の問題で難しい表現ですが…これはおかしな話です。
「1日何時間練習したら、紅を叩けるようになるの?」ならばまだマシ。
叩けるというのはその時だけのことではなく、能力に依るからですね。

それでも、普通そんな質問を受けたら、
「そんなこと考えている暇があったら、1分でも多く練習しなさい」
と答えることでしょう。

これは、大体の人が納得します。
ドラムというのは、大抵の場合はただの趣味であって、
「紅を叩きたい」という願望は、お金のような数字では表せないから。

でも、お金を稼ぐこととなると、大抵の人が、
「時給換算すると○○円だから、バイトのほうがマシじゃないか」
という計算に至ります。

それを乗り越えた先には「もっと稼げるようになる」
という未来が待っているのに。

そう言えば昔、飲食店でアルバイトをしていた頃、
「情報商材を作って売ったことがある」という人が入ってきました。

そのころはこういう世界のことを知らなかったので、
「儲かるんですか!?」なんて聞いてみたんですけど、
「手間の割には稼げないから、やめちゃった」って言ってました。

結局大体の人がそうなんですよね。
手間をお金に換算して、割に合わないからやめる。

能力を上げたかったら、
「そんなことを考えている暇があったら、1分でも何かを実践しなさい」
という話になるはずなんですけどね。

こういう考え、時給換算癖は、すっぱり捨ててしまいましょう。
しっかりやっていれば、時給はいつか無限大になります。

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