こんにちは、武藤です。
米国アマゾンで売上を伸ばしながらも、
評価の悪化によりアカウントを停止される方が増えています。
商品が売れるようになり大量出品をされて、
こうしたトラブルに陥るケースが多いようです。
出品商品の選定条件を厳しくしたり、
在庫管理を徹底することでこうしたトラブルは回避できます。
とはいえ、もし仮にアカウントが審査されてしまった場合には、
以下のように対応することができます。
アマゾンがセラーを審査する際に、重視をするのが以下の3項目です。
1.ODR(注文不良率)1%未満
2.キャンセル率 2.5%未満
3.発送遅延率 4%未満
これらの指標が上記の基準を下回ると、
アカウントの審査(Review)が行われます。
審査中は売上の一部が保留されますが、
販売は継続できます。
販売を継続しながらPerformanceページの
Account Healthの改善を目指します。
審査は早ければ1週間程度で完了しますが、
2〜3週間程度で解除されるケースが多いようです。
一度審査が完了しても、再度指標が悪化すると、
次はアカウントが停止される場合があります。
アカウントが停止されると、
販売が停止されるばかりか支払いもストップされます。
アカウントが停止された場合に
セラーにできる唯一の対応は改善計画の提出です。
すみやかに計画を提出する必要がありますが、
Account Healthページを開いて、
どの指標が悪化したのかを確認します。
例えば、ODRが1%を大きく上回った場合には、
ODRを構成する3要素について、
発生した問題の概要とその対応、今後の再発防止策を作成して、
問題の再発を防げることをアピールします。
ODRを構成する3要素
1.ネガティブ評価、
2.A to Zクレーム補償
3.チャージバック依頼
改善計画には、これまでに発生した問題の原因と対応、
そして再発防止策をこれでもかというぐらい丁寧に、
わかりやすく記載します。
アマゾンによって改善計画が認められると、
はやければ1週間程度でアカウントの停止は解除されます。
アカウントが停止されても、
誠意をもって改善計画を提出することで、
2〜3週間でアカウントの停止は解除されます。
一方で、最悪のケースというのが、
アカウントのブロックです。
偽物の販売等ひどいポリシー違反や、
詐欺、バイヤーさんに対する暴言などが引き金となります。
アカウントがブロックされると、
販売ができないばかりか90日間は支払いが留保されます。
また、最近わかったのですが、
1つの国でアカウントが停止されると、
新しい国のアカウントが何らかの登録情報で紐付けられて、
アカウントが停止されるケースがあるようです。
評価指標は最高水準を維持しながら、
じっくりとアカウントを育てたいですね。
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