以前にテレビの法律相談番組を
見ていた所ある興味深い事例が取り上げられていました。

それは企業で働いている従業員が
1年前に却下されたアイデアがありました。

それを採用してくれなかった会社に腹を立て
会社を辞めてしまいました。

しかし、1年経った今そのアイデアが採用され
更に大成功している。

これに対して会社からお金を貰えるか?
このような法律相談でした。

そのVTRの途中から見て
更にチャンネルを家族に奪われたので
相談内容と結果は分からないのですが・・・

ですが何らかの名目でお金を支払わないといけないのは
会社からすると酷ですね。

例えば、携帯電話が登場したばかりの昔に
appleの従業員がiphoneのアイデアを出してその時は却下された。

その当時は技術的にも追いついておらず
再現性はまるで無い状況の中でのiphoneのアイデアは
価値が無いに等しいでしょう。

なので、このようなことでお金を取られたら
企業は大変だなと思います。

過去に否定したものを再検討してみることは必要です。

あなたにも関係のあることで言うと
「昔儲からなかったメーカー、商品をもう一度見る」ということですね。
これが出来ている人は非常に少ないと感じます。

外国製品も日本製品と同じく
新しい商品が登場したり旬が過ぎると値段は安くなります。
あとは輸入ビジネスでは為替の恩恵で儲かる商品もあることは事実です。

もちろん、基本的には円高・円安はさほど関係は無くて
価値・価格の各国の歪みを利用して儲けているので
円高の今、輸出ビジネスも儲かっているので
円高だから儲かっているという訳ではありません。

大幅値引きをして儲かる商品は美味しいです。
一見儲からない感じはするのですが
ライバルが中々入ってこれないのです。

「絶対に儲かってないだろう!」とライバルに思われたほうが
ライバルは参入してこずに、利益率は少々低いのですが
長く独占して売ることが出来ます。

この独占という意味では今回言っている
昔儲からなかった商品も中々ライバルは入って来こずに
プチ独占をすることが出来ます。
その理由は儲からないと決めつけて再検討しないからですね。

プチ独占と言っているのは
大幅値引きをして儲かる商品と
昔儲からなかった商品の独占度を比較すると
大幅値引きした商品の方が独占度はかなり高いからです。

なので独占をして誤解を招く表現で言うと
楽して稼ぎたい場合は、交渉は大変ですが
大幅値引きを狙った方が良いです。

しかし、それは現状では難しいと思う方は
過去に儲からなかった商品や
過去に飽和していた商品などを再検討すると
比較的楽に儲かる商品を見つけることが出来るでしょう。

過去に否定したものを再検討するというのは
もちろん、商品探しだけに言えることでは無く
ビジネス全般に言えることです。

例えば、人付き合いという点で見ても
昔は「あまり好きじゃないなー」と毛嫌いした人でも
自分や相手の成長、変化により
許せる対象になったりするものです。

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