リスクヘッジとリスクテイク 前編
の続きです

前編では、
リスクを避けて過ぎてしまうと機会損失を引き起こすデメリットがある。
という話を、主に独立を例として説明していました。

理論上独立をした方がしないよりも稼げるのですが
なぜ独立をしないのかというと

・今後稼げるか分からない
・むしろ独立して稼げるかわからない

特に家庭を持っているとこの悩みは
より深刻化するでしょう。

そして情報を発信している僕達も
独立は大きな声であまりオススメしていません。
なぜなら、100人独立しても100人成功することが無いからです。

リスクテイクなので100人も居れば誰かは
リスクにやられてしまうと思っています。
だからその延長上でリスクヘッジは語っても
リスクテイクを語る人は少ないのだと思います。

ですが、大前提ですがリスクヘッジも大切です。
僕の考えでは

一発ゲームオーバーのリスクは必ず背負わないこと。
依存リスクも出来るだけ背負わないこと。

この2点は思うようにしています。
一発ゲームオーバーのリスクは皆さん分かると思いますが
依存リスクを減らすことも大切です。

例えば、
BtoBビジネスも取引先が少ない場合や扱ってい商品も少ないとリスクです。
最近になり企業から売ったり買ったりしていて
ビジネス的には非常に楽です。

一発で100万円近い利益を出すことが全然可能なので。
BtoBにも力を入れていきますがBtoCにも力を入れる理由は
企業に「もういらないから」と言われれば終わりだからです。

逆に買う側でも「倒産しちゃった。エヘヘ」と言われれば
売るどころか買うことも出来ないのです。

他には「ヤフオク・Amazon・楽天依存」です。
これらも「あなた規約違反ですね。OUT!」と言われれば
現状では四苦八苦しながらIDを再取得出来ても
その期間は売ることが出来ないので辛いですね。

この3者からすれば僕達なんて超超零細企業ですので
この3者に取って少しでも自社に取ってリスクな存在と
思われれば直ぐに消されることでしょう。

そしてネットショップも実際はYahoo・Google依存です。
友人にSEOのプロが居るのですがその方に言われたのは
「SEO頼りのビジネスはリスクである」と言われ衝撃を受けました。

確かに実際にプロでも検索エンジンのロジックを完全理解することは出来ず
圏外に飛ばされることもあるのです。
PPCにしてもGoogleやYahooの機嫌次第とも取れます。

ですが、Google等はユーザーに
適正なページを見せるのが使命で、

更にPPCの場合は、
物販サイトがダメとなれば「何を出すんだ」という話になるので
各プラットフォームよりはリスクは少ないと判断出来ますね。

このようにリスクヘッジも大切です。

ただ、リスクヘッジに重点を置きすぎても
中々前に進まないのも事実です。

かなり感覚的な表現ですが
「輸入ビジネスの為に金を借りてやる」位の
リスクテイクの気持ちがあると良いと思います。
(サラ金はダメですよ・・)

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