集客と販売の違い

ネットショップを運営すると数多くの
電話とメールでの営業が来ると思います。

僕は最近電話に全く出ないので正確な数は
把握出来ないのですがメールを含めると
1日3～4件は集客系の営業が来ていると思います。

よくあるのが

・SEO
・PPC
・Jword
・雑誌新聞への掲載

このような営業を受けると思います。
実は僕も営業を受けて失敗したことがあります。

それは新聞広告への掲載です。
部数が60万近くある新聞で4万円位でした。

まぁあまり期待してなかったのですが
僕の期待してなかった以上に結果が出なかったので
印象に残っています。

確か、100クリック位だったと思います。
つまり1クリック400円位であり
PPC広告の約20倍の費用です。

他には雑誌などにも載せたことがあるのですが
これはまずまずの結果でPPC広告と同じレベルでした。

やはり相手が営業をするには何かしら訳があるのです。
基本的には、効果が無いからリピートして使う会社が居ない。
だから新規顧客を獲得する必要がある。
このような流れですね。

もちろん、これだけは無くて

・雑誌の創刊
・新サービス
・規模の拡大
・不特定多数では無く自分に興味を持ってもらった等

良い要素での新規募集という理由もあります。

「疑って掛かる」というのは僕はしないようにしています。
理由としては機会損失してしまうからです。

その逆に「信じて掛かる」ことも良くないです。
理由としては単純で詐欺に合うからですね。
なので真っさらな状態で冷静に論理的に話を聞くことが大切です。

しかし、僕が経験してきた傾向的には
相手からの営業はロクなモノが非常に多いです。

「効果が無いからリピートして使う会社が居ない。
　だから新規顧客を獲得する必要がある。」

このパターンですね。
そして上述している費用対効果のあった
雑誌への掲載は自ら探したものです。

しかも言い方が悪いですが
見にくい汚い応募ページであり3ヶ月位待ちでした。
なぜ汚い応募ページで3ヶ月も待ちがあるかというと
費用対効果が有るためにリピーターの企業がいるからですね。

なので基本的には広告もビジネスに共通する
チャンスを掴みに行くことが大切なのでしょう。

チャンスを掴む具体的な方法は
自分が運営している商品を欲しがるターゲットが
読んでそうな雑誌を数ヶ月買って広告ページを見て
同じ店が何回も出稿していれば費用対効果が合う可能性が高いと判断する。

後は人脈などもいいでしょうね。
実際に使用してみて効果が出ているサービスを聞けば良いです。

しかし、1つ注意点があり失礼な話ですが
集客に関しては自分よりもレベルの高い人に聞くと良いと思います。
その理由としては、僕が使っているSEO・PPC会社は優秀なのですが
僕が使っている集客の会社のサービスを継続しない人も居ます。

その理由は集客と販売の違いを理解していないことです。

集客とは人を集めることです。
販売とはその集まった人に対して売ることです。
なので、集客を1流の人に任せても
販売が3流なら思っているような結果が出ないのです。

そしてアクセスが集まったけれど商品が売れなかったことを
集客会社のせいにする人が多く感じます。
なので、別にレベルの高い人に聞くというよりかは
数字で判断出来るのであれば誰から紹介されても良いと思います。

About the Author: 川下竜彦