9月22日、Amazonは配送遅延率の計算法を変更した。
これは出品者の評価につながる「注文欠陥率」の基準となる数字だ。
これについてはごく最近アマゾンからEmailで
連絡を受けて初めて知る出品者もかなりあった。

Amazonが自分の口座だけを問題視し、
自分のところだけにこのを手紙を送ったと危惧する業者もあったが、
実績評価の条件が変わることについて、
すべての出品者が連絡を受けたもようだ。

手紙は具体的な変更事項として「配送遅延率の計算方法」としている。
「以前はセラーの(Amazonへの)出荷通知が予定日より
3日以上遅れた場合、配送遅延とみなしたが、
今後は顧客の期待度を上げるために、
予定日に出荷確認できなかった場合はすべて遅延とみなす」。

Amazon出品商品をタイムリーに出荷するための
システムアップデートをしていないセラーにとってこの変化の影響は大きい。

Amazonからの通知には、
新たな配送遅延基準で算出された
出品者の8月の出荷実績が示されていた。
自社口座にアクセスすると新旧両システムで計算された
配送遅延率を見ることができる。

過去7日間、30日、90日に受けた注文数、
各期間の目標と実績、具体的には
発送前のキャンセル率(2.5%以下が目標)、
新旧発送遅延率、が並べて表示されている。

Amazonからこの通知が出て2週間以上になるため、
業者は配送遅延レートの新たな計算法への対策を検討している。

Amazonのヘルプページを見ると、
Amazonマーケットプレースは出品者からの出荷連絡を受けると、
顧客に商品が出荷されたことを伝える仕組みになっていることがわかる。

新しい動きについて、Amazonは連絡メールの中で、
顧客の期待を高めることが目的としている。
「出品者の出荷連絡が予定日を過ぎて行われた場合、
顧客の不安は高まり、出品者に対する
否定的な評価と苦情が増えることがわかっている」。

準備ができていな出品者にも朗報はある。
まだ数ヶ月の余裕があることだ。

FAQでAmazonはこう答えている。
「出品者には遅延レートを4%以下に保つように依頼している。
配送方法の改善効果が出るまである程度の時間がかかることを考慮し、
今後二、三ヶ月は新方法で計算した遅延率基準に
満たなくても出品者の評価に影響は出ない」。

ecommercebytes.comより引用
http://www.ecommercebytes.com/cab/abn/y14/m10/i08/s03