ニールセンが60カ国、3万人以上の消費者を対象として、
22の消費カテゴリーについての閲覧動向の調査を行った。

その結果、服飾品、航空チケット、
ホテル予約などを含む人気カテゴリーで、
この先半年のうちにオンラインでの買い物を考えている人が、
半数近くに上ることが分かった。

ニールセンの戦略先導部門責任者のJohn Burbank氏はこう言う。
「世界中どこでも、消費者は安くいいものを買いたがっているし、
ヴァーチャル世界の天井知らずのオプションが、
売り手と買い手に新しいチャンスをもたらしています」

化粧品や食料品、乳児用品、ペット用品などの期限付き商品は、
消費者がオフラインで買うのを好む商品だが、
オンラインショッピングに切り替える人が増えている。

例えば、31%の回答者がオンラインで化粧品を買うと回答した。
2011年にはその割合は25%だった。

また、食料品をオンラインで買ってもいいと考える人は
22%から27%に伸び、乳児用品は8%から20%に伸びた。
ペット用品をオンラインで買うと応えた人は、
2012年の9%から21%に伸びた。

上記のカテゴリーでは、閲覧と購買の相関関係も高かった。
3分の1の回答者がパーソナルケア商品を閲覧し買うと回答
(閲覧:購入=31%:29%)。
このカテゴリーでは閲覧と購入の相関関係が非常に高い。

また食料品では30%:27%、ペット商品では24%:21%、
乳児用品23%:20%、生花20%:18%、酒類20%:17%となっている。

「期限付き商品の高い閲覧・購買比率は、
リピーター率の高さと関係しているでしょう」とBurbank氏。

「これらのカテゴリーはオンラインに登場して日が浅いですが、
相関関係の高さは業者にとっては嬉しい予兆でしょう。

オンラインとオフラインどちらの買い物手段も積極的に使う消費者のため、
オムニチャンネル経験を創造するなら今でしょう。
消費者はますますオンライン-オフラインの垣根に
こだわらなくなってきているからです」

後半へ続く。

internet RETAILERSより引用
http://www.internetretailer.com/2014/08/26/shoppers-all-over-world-are-buying-more-online