こんばんは
海外販売、物販で組織化を行うには
当然、人と接しながら
仕事を進めて行かなければいけません。
社員を教育するとき、パートさんを率いるとき
SOHOさんのチームを組むとき
すべての場面で関係してきます。
まず「相手の立場にたって考える」というのが基本です。
個人で長いことやっていたりすると
ここを忘れてしまいがちです。
と言うのも、個人で売上を上げるのと
チームで売上を上げること
まったく別問題になってしまうと思うからです。
事業主としての観点では同じ売上が上がりさえすれば
一人と複数なら複数で取り組むほうががいいや、
という具合かもしれません。
社員として働く側からすれば、
・自分が売上に貢献してどうなるのだろうか?
・どういう基準で給料が上がっていくのだろうか。
・自分はどういう立場として変わっていくだろうか。
・この仕事に対してのおもしろみはなんだろう?
・自分がやらなくてもいい仕事なのではないだろうか?
特に単調な仕事になればなるほど、
上記の意見は生まれてくるでしょう。
自分自身に置きかえても、
このような意見・感情を持っていれば、
それは相手にも必ず伝わり、ほころびが生まれます。
よほど人間的なカリスマ性があって、
取り組む事業自体が
その人の自己実現の場となっていない限り……。
はっきりいって僕はそういったカリスマ性に
全然自信がありません。
いずれにせよ、なにもルールを設定しなければ
会社(もしくは事業としての売上)には
そこで働く人のことは
それほど関係はないわけで。
はっきりいうと、金銭的な報酬の受け渡しの約束
(仕事をしたからにはお金を支払う、受け取る)以外
事業としての売上が悪かろうと、よかろうと
さして関係はない、ということになってしまいます。
そう「何もルールを設定しなければ」です。
ここで、日本だけでなく世界でも、
働くにあたって、大切な規則の設定が必要とされます。
それが就業規則です。
日本では10人以上の会社は
就業規則が義務つけられています。
僕の経験から申し上げると、
3人以上、なんらかの形で関わるのなら
決めておいて悪いことはないと思います。
就業規則に業務的な要素を盛り込み、
業務的なマニュアルとしするのも
1つの活用法と言われています。
うまく活用すれば、
従業員のモチベーションも引き上げられ、
売上アップにもつながります。
それほどの規模ではないし、
たかがネットの小売で……、
なんて思ったらそこで思考がストップしてしまいます。
すでにお気づきかと思いますが
「一人で気軽に自分だけの力でやりきれると思ったから始めたんだ」
と思っても、
「事業を持つ」ということは、
誰かしらの力を借りてやらないと
限界があることを自覚されているでしょう。
だれか一人に手伝ってもらっている時点でそれは
もう「夢・目標実現に参加してもらっている」
ということです。
「自分自身」と、
「自分と一緒に働く誰か」が
感じる価値観が一緒であるとは限りません。
事業主である人は、売上があがることが楽しい
組織が増えていくことが楽しい
そしてそれを追求しがちです。
もしかしたら従業員の方は
違うところに楽しさを感じているかもしれません。
1つ言えることは
社長が道を示さないと、
ついていく人は迷ったり、戸惑ったりしてしまう
就業規則を作ると、
社員たちはしっかり考えてくれている、
と信頼感を抱いてくれるようになります。
経営理念なども、この機会に話してみると
経営に様々なメリットが出てきます。
就業規則に落とし込むのはまだ……
とお考えでも、
押し付けにならないように
自分が進みたい方向を話したり
相手のメリットも提示できるような
方向性を見つけてみてはいかがでしょうか。
ではでは
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