ソフトバンクはインターネット小売業者Snapdealに
6億2700万ドル(約683億4300万円)の出資を行うことを発表した。
この最新の投資から、ソフトバンクが
積極的に海外に投資を拡大させていることが分かる。

また、ソフトバンクは10月初め、
ハリウッドの映画スタジオ、
レジェンダリーエンターテイメントに
2億5000万ドル(約272億5000万ドル)の
出資を行ったことを発表していた。

Snapdealのプレスリリースによると
最新の投資によって、現在ソフトバンクが
インドのe小売業の主要投資家になっている。
また、Snapdealは一年で
約10億ドル(約1090億円)まで資金を集めている。

プレスリリースでは、
「こういった投資は、企業の純粋なマーケットプレイスモデルにおいて
投資家が示す信頼の証明になり、これは、インド内の100万の企業に対し
人生を変えるような経験を提供したいという
Snapdeal.comのビジョンや成長戦略に合致している」と述べられている。

さらに、大手通信会社ソフトバンクは
インドのIT及び通信分野に
100億ドル(約1兆900億円)の投資を行うことを約束した。
インドの通信大臣Ravi Shankar Prasadと
孫社長との面談後に、提案された投資が
約束されたことが公式に発表されている。

通信大臣Ravi Shankar Prasadは
自身のFacebookページで
「孫社長は、変化したインドの投資環境と
インド首相に大きな楽観的意識を表していた。
インド首相の来日によって、
両国間の大きな経済協力に楽観的意識と期待を持てる
環境を生み出したと話していた。

また、孫社長はインドの素晴らしいeコマースの可能性に
大きな自信を示し、今後10年間でインドeコマースは
0.5兆ドル(約54兆5000億円)規模になると推測していた」
ことを明らかにしている。

時価総額920億ドルのソフトバンクは、
ブロードバンド、固定回線電気通信、eコマース、ファイナンス、
メディア、そして、マケティング事業を展開している。
ソフトバンクは既にインド企業InMobiとHikeに投資を行っていて
2007年に、ソフトバンクはインドに子会社を設けている。

また、インドの急成長しているeコマース分野や
電気通信分野への投資機会を探っていることも
ソフトバンクは明らかにしている。

first biz.より引用
http://firstbiz.firstpost.com/corporate/gung-ho-over-e-tail-softbank-invests-627-mn-in-snapdeal-all-you-need-to-know-106280.html