老舗オークションのサザビーズ(Sotheby’s)が
米eBayとの提携を発表したのは、昨年7月のことだ。

提携に踏み切った理由を、サザビーズのCOOである
Bruno Vinciguerra氏は当時、
「世界中、可能な限り幅広い層にサザビーズのオークションが
利用できるようにするため」と語っていた。

そして今月16日にサザビーズは、eBay上でのオークションを
ライブストリーミングし、リアルタイムに競売に参加、
オンラインでの入札が可能になったことを発表した。

オークションに出される美術品や収集品のほとんどは、
2万5千ドル(約302万円)以下の値が付くとされている。

サザビーズの昨年7月の発表に先立って、eBayは5月、
5年前に売買体験の向上を優先したことを理由に
サービスを終了させたライブオークションを、
Invaluable (前 Artfact)と提携して再開することを
発表していた。

Invaluable はオンライン オークションサイト大手で、
ジュエリーから高級住宅まで、多数のオークションハウスから
カタログを収集した競売プラットフォームである。

eBay上でオークションにかけられるサザビーズの競売品は、
「Buy」や「Bid」ボタンではなく、「Sign up to bid」
(入札に参加登録)ボタンとなっている。

eBayに登録済のユーザーがボタンをクリックすると、
住所氏名、eメールアドレスや電話番号が表示された
ページへ移行する。ページ上には、同ページの情報が
eBayからサザビーへ送信されるということと、
身元確認にクレジットカードが利用される旨のメッセージが表示される。

長年eBayを利用するセラーの反応はと言うと、
お金を支払わない入札者や頻繁に返品してくる
バイヤーなど、eBayが抱える課題に、
果たしてサザビーズが耐えることができるのか、
あるいは、通常のセラーと同じ規則が適用されるのかなど、
懐疑的なものがあった。

「サザビーズがeBayセラーと同じ規則を順守するよう
強いられるなんて、まともに信じる者などいるのか?」

と、ある者はコメントしている。

eCMMERCE BYTESより引用
http://www.ecommercebytes.com/cab/abn/y15/m03/i17/s03