楽天、Qoo10、グルーポン、リビングソーシャル、
ロケットインターネット、eBay、ナスパーズなどのeコマース業者たち。
なぜ彼らは東南アジアに注目しているのだろうか?

この質問に答える主な経済データをここで紹介してみよう。

以下、マレーシアに焦点を当てた
キーとなるeコマースデータをスライドにしてみた。

スライドは文末でリンク先を紹介しているが、
その前にスライドの中の何点かをまず見てみよう。

東南アジアにおけるインターネットおよびeコマースの潜在成長力

Internet population potential in Southeast Asia

スライドでは東南アジアのインターネット・ユーザー、
小売市場、eコマース市場サイズのマクロ環境を示している。

取り上げられているのはインドネシア、シンガポール、
マレーシア、タイ、ベトナム、フィリピンのいわゆる東南アジアの「ビック6」。

2011年の実績と、2016年のマーケット予測が示されている。

東南アジアにおけるオンライン・ユーザーのネット上での行動
Southeast Asia online population are young

東南アジアは多くの若い国々で構成されていて、
eコマースの成長には理想的な環境となっている。

シンガポール、タイ、ベトナム、フィリピンでは
全オンライン人口の50%以上が若者(35歳以下)である。

東南アジアでのオンラインショップ順位は
「Showdown between Amazon and Lazada」で紹介されている。

マレーシア:ベーシックな指標
Internet, Broadband, Mobile penetration in Malaysia

マレーシアは東南アジアにおける混血・多人種の
人口構成を映す地域として優れている。

また、市場規模も手頃で成長の可能性も秘めている。

スライドではインターネット/ブロードバンド/モバイル普及率、
スマートフォン/タブレット普及率、モバイル/3G契約
およびクレジットカード/オンライン・バンキング環境に関して紹介している。

マレーシアのeコマース市場規模
Online commerce market size in Malaysia

このセクションでは、ニールセン・ペイパル調査と
ユーロモニター調査からの数字を示している。

ニールセン・ペイパル調査の報告値あるいは予測数値が
ユーロモニターより高いのは、
ニールセン・ペイパルが旅行や発券サービス分野の取引も含んでいるためだ。

スライドにはオンラインとモバイル機器(スマートフォン、タブレット)での
トップ・eコマース業種も紹介されている。

マレーシアにおけるSME(中小企業)のキーとなる統計

それでは、マレーシアで誰が販売をおこなっているのか、
またオンライン販売分野で誰が今後伸びていくのだろうか。

その答えはSMEにある。

マレーシアは他の国々同様、地元ビジネスは中小企業が主役となっている。

マレーシアでは、中小企業のローカルビジネス・シェアは99.2%。
スライドでは、SMEのeコマース準備体制がどこまで整っているかや、
中小企業がどの業種に属しているかなども紹介されている。

ではスライドをご覧ください。

http://www.slideshare.net/ckaywong/the-ultimate-guide-to-ecommerce-statistics-in-southeast-asia-malaysia-25412583?ref=http://www.ecommercemilo.com/2013/08/ecommerce-statistic-southeast-asia-malaysia.html

注:いくつかのチャートはinfogr.amを使って作成されました。

www.ecommercemilo.comより引用
http://www.ecommercemilo.com/2013/08/ecommerce-statistic-southeast-asia-malaysia.html#.Ux_kted_vvD