FBA販売は、Amazonでの無在庫販売に比べて、
どういうメリットがあるでしょうか?

・FBAの販売力によってよく売れる
・Amazonのアカウントが危機に晒される確率が薄い
・大量に納品することで、送料が節約出来る
・大量に仕入れることで、仕入れ値が下がる
・仕入れや発送の手間が大幅に削減できる

この辺りが主なところでしょう。
が、これらを凌ぐ、一段高い(?)メリットがあります。
それは、「飽和するスピードが遅い」ということです。

無在庫販売というのは、
出品するコスト(手間or人件費)さえかければ出品が可能です。
特にAmazonでは、この出品するコストというのが、
どんどん下がっています。

人件費の安い海外のSOHOさんを使う人が増えたり、
何より、出品ツールがどんどん増えてるからですね。

Amazonは機械的に出品するのが簡単ですから、
出品コストは、限りなくゼロに近いところまで下がる可能性があります。

もしゼロになれば、
「全員が全ての商品を出している」という状態になります。
そうなったら、ある意味で完全に「飽和状態」ですね。

実際はそこまでにはなり得ませんが、
事実、出品コストはどんどん下がっています。

一方、FBA販売を含む在庫販売というのは、
先に資金を使って仕入れる必要があります。

ですから、全体の販売量が増えるには、
セラー全体の資金の合計がそれだけ増えなければなりません。

出品コストに比べれば、
資金なんてそう簡単に増えるものではありませんから、
無在庫販売よりも、在庫販売の方が、
緩やかな移り変わりをすると考えられます。

要するに、ビジネスに安定感があるってことです。

前述したメリットがある分、無在庫では太刀打ち出来ませんからね。
無在庫が飽和したところで、関係ありません。

リサーチ力は必要ですが、安定を目指すならば、
在庫販売に取り組むのは良い選択ですね。

P.S

最近力を入れていることと言えば、
海外向けの、明確にターゲットを絞ったレターです。

こういうのはやっぱり面白いし、反応がいいです。
そのレターは週にに1回しか配信していないのに、
クリック率が常に30%超え…

週に3回決まった時間に配信してる、
ノンジャンル(でも日本関連の記事)のレターでも、
せいぜい15%くらいがいいところです。

もちろん、ジャンルを絞る分、
eBayのお客さんを全部つっこむ…というわけにいかないので、
読者を集めるのが少々大変ですが、

しっかり集めれば、記事を書くコストに対する効果としては大きいですね。
(書くと言っても、単に翻訳してもらうだけだったりしますが)

他人を出し抜くには、小さいことでもいいので、
何かに詳しくなる、「専門家」になる、というのが一番楽チンです。

とは言っても、ありふれた手法で、
eBayに特定のジャンルの商品を並べるだけじゃダメですよ。

例えば…
売れた履歴だけじゃなくて、その商品の特徴とかを色々調べると、
「じゃあ、こんなのも欲しいんじゃないの?」
っていう発想が出てくるわけです。

これは、それを調べた人にしかわかりません。
加えて、「詳しく調べる」って、意外と皆やってないです。

「ただひたすら、色々なジャンルに手を広げて、出品数を伸ばす」
っていうのは、学ぶ入り口としては最適だし、いいことです。

が、誰でも出来ちゃうんですよね。考えるところが何もない。
当然、競争は激しくなっていきます。今のAmazonを見れば一目瞭然ですね。
まあ、激しい競争に勝てばいいだけの話ですけど。

それに疲れたら、
「何か深く攻めてもいけそうなジャンルはないだろうか?」
というところから考えてみてください。

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