僕の元へ来る質問などを見ていると
どうしてもブルーオーシャンに
行きたい人が多いようです。

ブルーオーシャン戦略を上手く取り入れて
成功したとされよく出る事例としては
任天堂のWiiです。

ゲーム業界がCPUのハイスペック化し
更にソフトもそのスペックを活かすために
巨額のソフト開発費を投入したけど
価格を下げないと売れないという事態に陥っていた中で

任天堂は簡単な操作性で
「親子で楽しめる」というコンセプトで
今までゲームに興味が無かった
新しい顧客へアプローチしました。

ブルーオーシャン戦略=先行者利益=一定期間独占=儲かる
この方式で1年間で約450万台のwii本体を売り儲けたのです。

つまり未開拓の市場を創り出すことで
今までの競争から脱却し
利益を伸ばしました。

しかし、我が身に置き換えて
ビジネス人生で常に
ブルーオーシャン戦略を取る場合に
大切な能力は「創り出す」ことです。

もし自分でブルーオーシャンを創れない場合は
他者が創ったブルーオーシャンを探し
後から参入しないといけません。

つまり、個人レベルが参入できる参入障壁が低い市場で
ブルーオーシャンが存在している場合は
いづれ競争になり新たにブルーオーシャンを
探す旅に出ないといけません。

これの永遠の繰り返しです。

もし自分で創れる場合は競争が厳しくなれば
新たに創ればいいので楽ですね。

簡単に創ればいいと言っていますが
かなり高いスキルとビジネスセンスが必要です。

ではどうすれば良いのかというと
競争に勝てばいいのです。

競争に勝っても儲けれない場合は
そのビジネスはもう厳しいと思いますが
現状どのネットビジネスも競争に勝った人は
まだまだ儲けれています。

また競争に勝てば良いと簡単に言っていますが
まぁ競争で勝つことは簡単では無いです。

しかし

・ブルーオーシャンを探し、見つけ、1から実践
・ライバルが居る中で勝つ

この2つの選択肢の場合は後者の方が簡単なのです。

更に継続して他よりも資金や知識や経験値を持っていると
アドバンテージが付き継続すればするほど
他者に勝ちやすくなります。

なのでブルーオーシャンを転々とするほうが
儲けやすいと思っている方は間違いだと思います。

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