日本のお店の良いところは
言わなくても
理解してくれる所だと思います。

僕は席に座るとポケットの物
全てを(財布携帯 等)
テーブルに出してしまう習性があります。笑

その中にタバコを吸うので
タバコをテーブルの上に出すと
何も言わずに灰皿を持ってきてくれます。

入店後もそろそろオーダーするだろうなと
気にかけてくれていて
目が合っただけでオーダーを取りにきたり。

子どもが飲み物をこぼしたら
こちらからは何もアプローチせずに
おしぼりを持ってきてくれたり。

僕は10カ国位しか行ったことが無いので
偉そうに言えませんが
今のところ世界一の気配りです。

そういう意味では
昔の頑固親父のような
「文句を言うなら出て行け!」スタンスの
お店は少なくなったのでしょう。

これはサービスも競争によって
良くなって行き
美味しいけどサービスの悪い店は
潰れてしまうのかも知れませんね。

そういう意味では
ネットは頑固親父スタイルが多いですよね。

ノークレーム・ノーリターンだってそうですし
中古品やアンティークなどに多いですが
「分かる人には分かる」という文言を
オークションなどでは平気で見かけます。

これは自分でマーケットを
小さくしている行為なのです。

顔が見えない分、
お客さんも強気に来ますし
販売者の方も
なぜか強気になってしまっています。

しかも、実店舗での頑固親父は
店主のキャラとして

それこそ受ける人には受ける可能性がありますが
商品説明が乱暴なショップが
ユニークに映ることは無いでしょう。

かと言って
最高のサービス。
丁寧な商品説明を書いても
売上がどかーんと上がる訳ではありません。

なので、最高峰を目指す必要は有りませんが
偉そうにならないように
「気をつける」ことは心掛けるといいでしょう。

ネット系の人は
「お客様は神様である」を否定しがちですが

僕も違うとは思いますが
わざわざ態度で示す必要は無く
上手く乗っかれば良いと思っています。

偉そうにして逃した見込み客は
目に見えにくく
問題点として気付きにくく
放置しちゃうと思いますが

同じリソース、フロー内で
十分改善可能なので
頑固親父スタイルにならないように
気をつけましょう。

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