ある程度稼ぎ雇用を検討している起業家から相談をよく貰います。
その相談内容とは「従業員への教育方法」です。

そこで僕なりの従業員への教育方法をお伝えしようと思います。
「僕なり」と言っているのは自分の方法が正しいか分からないからです。

他の社長さんに聞くと
僕と全然違った方法で教育している人がほとんどですし
かと言って僕は今の従業員へ細かい所は除き不満がありません。

利益も大きく出してくれています。
なので今回の話は参考程度に聞いてもらえればと思います。
まず僕は従業員の仕事は2段階あると考えています。

1段階目は雑務をこなす仕事
2段階目は利益を出す仕事

オークションビジネスでは

1段階目は取引ナビ・梱包・発送・記帳と
2段階目は商品探しの仕事。

ネットショップでは

1段階目はお客さん対応・梱包・発送・記帳と
2段階目は記事を書いたり適切なキャンペーンを売ったり
PPC広告なども行う。

この1段階目の雑務をこなせれない場合は
残念ですが解雇します。
僕の会社でも過去に2人こなせられない人が居ました。

しかし、僕の考えが他の社長さんと大きく違うのはここからです。
起業当初から今も変わらない考えですが

「自分の(利益を出す他の誰かの)雑務を背負ってくれて
利益を出すことに集中する」ことが出来たら

一先ずOKにします。

逆説的には資金と自分の利益を出す能力から逆算して
「時給800円をあげたとしても利益はどれだけ増える可能性があるか?」
を考えます。

利益を出すスタッフに成長することは望んで来ませんでした。

利益を出さない雑務をこなしてくれるスタッフを雇っても
必ず費用対効果を得れる状況を作ってから雇用をします。
いわゆるリスクヘッジですね。

僕の場合、今では利益を出せるスタッフが
数名居るのでそのスタッフの雑務を取り除き
利益を出す作業に専念出来るように雇用していきます。

ではどうやって利益を出せるスタッフに教育するのかというと
やはり基礎はオークションビジネスです。

安く仕入れて高く売るが商売の鉄則であり
オークションビジネスはまさにその通りなので
基礎力を付けるにはオークションビジネスが最適だと思います。

僕の持論ではスタッフの意識を高めるには
副業を全面的に支援すると
意識の高いスタッフになる傾向にあると思います。

実際に今は産休中の主婦のスタッフが居たのですが
入社当初は全くPCスキルとビジネスセンスを持っていないスタッフでも
意識だけは高くて最初の数カ月程は苦労しましたが
月に60万円程度の利益を出せるスタッフに育ちました。

オークションビジネスで稼げるようになれば
後はビジネストークです。

会話をすることで自分のビジネスセンスを
分け与えることが出来ます。

そしてこれも酷な話であり少し矛盾しますが
最初の1人を利益を出せるスタッフまで育て上げられたら
後はかなり楽です。

適切な競争もあり切磋琢磨しますので
続々と良いスタッフが育っていきます。

川下竜彦メールマガジン登録