トルコがテクノロジーの新リーダーとして台頭してきた。

急速な経済成長を続ける同国でいま
IT企業と国際イノベーションが急増。

若い世代とテクノロジーの急成長により
トルコは発明の発信源、投資の標的になりつつある。

国民の半数が30歳以下、
推定大学卒業率はイタリアを上回る。

人口の84%がモバイル機器を所有。
トルコのモバイルEC利用は世界3位で、
モバイルバンキング利用者は400万人以上。

国内外企業がすでにこの状況に着目。

昨年の同国トップ3の急成長企業は
モバイルまたはネット支払いを柱として運営。

国際的投資会社のほか、
地元のエンジェル投資家やベンチャーキャピタルが
トルコ企業の支援を始めている。

212 Capital Partnersは最近、3000万ドルを投資。
ドバイ拠点のAbraaj Groupは07年から8億ドル以上を投資、
現在5億ドルのトルコ専用ファンドを募集中。

新しいスタートアップは「日替りクーポン」「相乗りサービス」
「食品配達サービス」など、他の成功事例の模倣がほとんどだが
独自のアイデアを革新するスタートアップもある。

食品配送サービスのYemek Sepetiは4400万ドルを調達し、
現在UAE、オマーン、カタール、サウジアラビア、レバノン、ギリシャで運営。
トルコ版Airbnbともいえる、宿泊予約サイトのFlat4Dayは
71ヵ国に進出し、350万ドル以上の資金を調達。

Ininalはクレジットカードを持たない若者に、
国内20万カ所で使えるプリペイドカードを提供。
12年末の設立から14年末に100万以上のカードを発行した。

世界で最も革新的な企業の多くも同国に投資。

Spotifyは最近、Vodafone Turkeyと提携して
トルコでプレミアムサービスを提供すると発表。

米eBayはトルコのマーケットプレイスGittiGidiyor.comを買収。
米Amazonもトルコのオンライン小売業の株を購入し同国市場に参入。
南米拠点のNaspersはトルコのファッション通販Markafoniを昨年買収。

こうした投資によりオンライン小売分野が爆発的に成長。
Abraaj Groupによると、07年以降
店舗ベースの小売店よりも7倍も速く成長しているという。

こうしたトルコのIT企業成長の背景には
政府による投資奨励制度もある。

トルコ政府は一連の「テクノパーク」を構築、
企業誘致・支援のために税額控除を施行するなど
IT分野への投資促進を助長。

そのほか、アジア欧州両市場に出入りしやすい
東西に挟まれたトルコの地理的位置も格好の条件。

急成長する経済、強力な通信基盤、旺盛な起業家精神などとともに
地域・国際イノベーションのハブへと変貌するトルコから目が離せない。

techcrunch.comより引用
http://jp.techcrunch.com/2015/04/02/20150331technology-is-the-path-to-turkeys-future/