よく目にするのが
今月働いた時間が大体100時間位で
今月は100万円稼いだので
時給は約1万円位です。

このような表現を良く見ると思います。

確かに誰かの元で働くのでは無くて
自分がトップとなり働くと
これだけ違うんだよ!と伝える為には
かなり伝わりやすい表現だと思います。

ちなみに僕も自分の営業利益に自分の働いた時間を割って
時給を示したこともありました。

しかし、最近はあまり良くないなと思い
控えていました。

その理由は2点あり
まず1点目は初心者がヤル気が無くなるからです。

初心者の方で時給が500円に満たない人も
多いことでしょう。

まだ黒字なら時給は付くものの
赤字の人は働いても赤字という状況は辛いでしょう。

多分、僕も最初のほうは
ビジネスの時給と
バイトの時給を比較すると
バイトの方が時給が高かったと思います。

初心者の人は
どのように対応すべきかというと
時給なんて気にせずに
その点に関して盲目になると良いと思います。

つまり考えないということですね。

次に上級者になるとある程度
時給というのはある程度
意識する必要はあると思います。

同じ月100万円稼ぐにしても
人を使い1日10時間労働で月100万円営業利益を上げれる人とと
1人で1日18時間労働で月100万円営業利益を上げれる人とでは
今後伸びる環境にあるのは前者です。

しかし、時給を拘り過ぎて
仕事量を増やせないビジネスをしてしまえば
本末転倒です。

例えば、
1つの超お得意の仕入先があり
そこに仕入れを頼っりきって100万円を
稼いでいる人が居るとします。

1日の労働時間は2時間位で済むとします。

つまり営業月利益100万円 労働月時間60時間となり
一見、素晴らしい様に見えますが
これ以上収益を増やすことも難しいです。

逆説的に言うとこの人は1日2時間以上
働くことが出来ないのです。

余った時間は地道に他の作業をやると
自分の目標の時給にならないのでやらないとなると
時給は高いけれど営業利益は低いということになります。

だから時給なんてこだわる必要が無く
どうせこだわるのであれば営業利益にこだわるほうがいいなと
僕は思っています。

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