僕は「外注化」というジャンルでは、
ある程度の経験があるんですけど、

最近、国内ではあまり経験したことの
ない事例を多く耳にするようになりました。

それが…言わば、
「裏切り行為」です。

発送担当者が、
在庫を持ったまま音信不通になった、
というケースの話も以前ありましたが、

プログラマーに、先払いした
お金を持ち逃げされるケースなども。

このようなことって、
原因は2つしかないんですよ。

一つは、信頼関係が
出来ていないということ。

もう一つは、
「要らぬリスクをとっている」
ということです。

例えば、
上記のようなケースだと、

プログラマーに先に
お金を支払うことが要らぬリスクです。

基本的には僕は
絶対こういうことはしなくて、

成果物が上がってきた場合のみ、
お金を支払います。

契約前に、どんなに魅力的に見えて、
「この人を逃すといい人は
現れないかもしれない…」

と思おうとも、先にお金を
払わなければいけないならば、やめます。

これって…中々
難しいものがあるんですけどね。

こちらがそんなリスクをとらなくても、
しっかりやってくれる人は、
必ずいますので。

なかなかそれが出来ない場合は、
クラウドワークスのような
プラットフォームを使うのがいいですね。

お金の支払を
仲介してくれていますから、

先に支払うものの、
それは「仮払い」であって、

何かトラブルがあれば、
損失を避けることが出来ます。

手数料は高いですが、そういった
リスクに対する保険料だと思えば、
まあ悪くはありません。

とにかく、

・信頼関係がない
・要らぬリスクをとっている

この2つが重なったときに、要らぬ損失を
被ってしまうことが起こりうるので、

場合によっては辛い選択ですが、
ぐっとこらえるようにしてください。

P.S

外注化に関して
最もよくある質問の一つが、
作業の報酬の決め方です。

僕は、その質問を受ける度に、
「出来るだけ安くから募集するのが鉄則」
っていう話をするのですが…

逆に疑問に思われるのが、
「本当に、こんな報酬で
作業を行ってくれる人がいるのか?」
ということです。

僕に言わせれば、そんなもの、
いるに決まってるんですが…

なんでそういう疑問が
生まれるのかというと、

やっぱり、自分基準で
考えているからだと思います。

自分なら、こんな安い報酬で
作業をすることはない。

だから、同様に、
そんな人いないのではないか?
という考えです。

これは、一見正しいように
見えなくもないですが、

実は、根本的に
間違った考え方なんです。

と、いうのは…

ビジネスって、何らかの
価格差によって儲けるもの。

その価格差って、
モノの価格だけじゃなくて、
色々なところに存在するわけですが…

「作業の価格」もそのうちの一つです。

自分は、これだけ
安く仕入れられるんだから、
こんな高くは買わない。

けどお客さんは買うから、儲かる。
と同じように、

自分は、これだけの時間が
あったらもっと稼げるんだから、
こんな報酬では作業をしない。

けど外注さんはするから、儲かる。
っていう考えで外注するんですよ。

搾取とかそういう考えでは決してなく、
ビジネスとして、価格差を
とって稼ぐのは当然のことです。

そしたら、
「自分はそんな報酬では
作業をしないから…」

というのは、大きな
間違いに決まってますよね。

自分がやらない
レベルの報酬にしないと、

価格差が生まれないことになり、
なんの意味もないからです。

当たり前ですが、見落としがち。
「価格差をとる」っていう意識は、
重要です。

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