「同じサイトを見ているのに
 儲かる人と儲からない人が
 居るのですか?」

このような質問を定期的に頂きます。

まず同じ物を見れているか?
見れていないのです。
というか物理的に見ることが
不可能だと思います。

ある日のヤフオク落札件数ですが
ツールによると
197,349個落札されています。

僕達輸入業者がよく扱う価格帯の
1万円~20万円で見てみても21,000個落札されています。

かなり頑張っても
1日2万件以上リサーチするのは不可能です。

更にこれはヤフオク落札件数のみです。
ですので皆が同じ商品を
リサーチすることは出来ないです。

そして面白い実例があります。

「未発売」という
今や有名なキーワードがありますが
僕が輸入ビジネスを始めた当時は
今ほど知れ渡っていませんでした。

その当時に僕と奥さんで同じ
「未発売」キーワードで
同じ価格帯でリサーチしてみたところ、

半分は同じ儲かる商品を見つけていましたが
半分は全く違う儲かる商品を
見つけていました。

更に僕の方が3倍近い商品を
見つけていました。

つまり、同じ物を見ることが
まず難しいですし
同じ物を見ても
儲かる商品だと両者が判断出来ないのです。

他の実例では
現在僕の会社には
オークション専属スタッフは居ませんが
過去には2名居ました。

そのスタッフには
同じように教育して
同じように検索しているのはずですが
見つけてくる商品は3割も被っていないです。

人によって能力の違い、得意不得意で
見つける商品は変わってくるのです。

これはオフラインでも同様です。
例えば、訪問販売をしたとしましょう。

あなたと同僚Aさんと
同じお客さんに営業した場合に
「どちらも契約を取れるか?」と問われれば違いますね。

あなたはおばあちゃんには成約率が良くて
Aさんは若者男性の成約率が良いというように
得意分野は必ずありますね。

これを輸入ビジネスに当てはめてみると
僕の場合は機械・家電系に強くて
スタッフAはファッション系に強い。
ということは実際にあるのです。

つまり

「日本で商売しているのに儲かる人と儲からない人が
 居るのはどうしてなのですか?」

という質問と変わらないのかなと思います。

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