Amazon.comは5日、同アカウントとTwitterのアカウントをリンクすることで、
Twitter画面上でAmazon.comの商品をカートに追加することができる
新機能を発表した。
この機能を利用するにはまず、Amazon.comの自分のアカウントページで
Twitterアカウントへのリンクを設定する。
設定後は、TwitterユーザーがAmazon.comの商品ページへのリンクと
「#AmazonCart」(英国では「#AmazonBasket」)
というハッシュタグを付けてツイートするだけだ。
すると、商品がアカウントに追加されたことを確認するツイートが
Amazon.comから返信されるので、ユーザーは後で
Amazon.comで支払いプロセスに進み、購買が完了する。
「アプリ画面を変えることも、パスワードを入力する必要もない。
Twitterで見た商品を覚えておく必要もない」
とAmazon.com担当者は言う。
また、Twitterの設定がプライベートに限られていない限り、
Twitterユーザーの誰もが、#AmazonCartを利用して
いつ商品をカートに追加したのかが分かるようになる。
『インターネット・リテイラー トップ 500ガイド』では
1位にランクされるAmazon.comだが、
『インターネット・リテイラー 2014ソーシャルメディア 500ガイド』
では168位に留まっており、Twitterからのアクセスは、
典型的な月で一月あたり0.07%にすぎない。
Amazon.comとしては、Twitterユーザーが
不便なく商品をカートに追加できることにより、
ソーシャルメディアからの販売を促進する方法を見つけるのが狙いだ。
同社は、まずは、米国と英国での「#AmazonCart」の使用状況を見てから、
他国に市場を広げていくと言う。
広報担当者によれば、
「同機能を他のソーシャルネットワークに広げることも視野に入れているが、
まずは世界的に広く普及していて、アーティストや専門家、
ブランドや友達からのお勧め商品が容易に見つかる場として
最適なTwitterに重点を置く」
ということだ。
Internet Retailerより引用
http://www.internetretailer.com/2014/05/05/amazon-lets-consumers-shop-twitter
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