前半では、ソーシャルメディア上でますます盛んになっている
企業のマーケティングについて説明した。
後半では、今後どのような展開が有効なのかを見ていこう。

業者のソーシャルメディアへの参加目的は、
ブランド確立から潜在顧客の取り込みへシフトしている。

顧客とメディアを通じて信頼関係を築き
ニーズにあった商品を売り込み、
その過程で得られる顧客データーを将来の販促に適用する。

多くの業者が既にFacebook, Instagramなどに
商品の画像や販促情報を載せ、
ショッピングサイトへのリンクを貼っている。

業者サイトへはPintrestのPin(写真掲載)
からのリンクが特に効果的なようだ。そのため
「商品を自らPinする、または誰かにPin してもらえさえすればいい」
とBigcommerce の副社長Kirsten Knippは言う。

アメリカで48%を占める「常時オンライン」の消費者は
写真を見てコメントすることにかなりの時間をさいている。
口コミの力は強力だ。

忘れてはいけないのがソーシャルメディア本来の目的である
コミュニーティー作り。
商品の価値を理解してくれる人たちとの
信頼関係の樹立だ。

ソーシャルイベント企画会社Evento のCEOOphir Zardok 氏の提案する
販売への2つの必須ステップは、
一に消費者に良い経験をもたらす魅力的な商品を
ソーシャルメディアに提示すること。

次にその商品を仲間に伝える能力のある人とかかわり、
口コミによる逸品発見のプロセスを作ること。
商品に対する「個人的支持」で周りの人も購入に誘うことだ。

「ソーシャルメディアはブランド販売の入り口として優れている」
とメッセージングサイトZimbraの技術担当役員 Rob Howard氏。

ブランドのもたらす経験や気持ちをまとめ、
人づてに伝えていくことが
差別化、ブランド強化へのなによりの道と言う。

businessnewsdaily.comより引用
http://www.businessnewsdaily.com/6318-future-of-social-commerce.html