こんばんは。
徳原です。
最近、頂いた質問で
中国輸入転売の
Amazonの相乗り販売は
「価格競争に陥って利益がでない」
と良く聞きます。
確かに、ランキングの高い
売れる商品は、
このような傾向があります。
誰もが売れる商品を
扱いたいと考えますよね。
すると必然的に
ランキングの高い商品に
出品が集中します。
誰もが仕入れられる
ノーブランド商品であれば
なおのこと出品者も多くなりますね。
もちろん、タオバオなどの
中国商品だけでなく
欧米系の商品でも転売できる商品で
利益が出るものは競合も多くなります。
しかし、競合が多くても
売れる商品など
何も問題はないんですね。
ランキングの高い売れる商品には
競合者がドンドン増えていきます。
しかし、それでも
その商品は売れる商品です！
自分だけが売れない
ということはありません。
問題は、競合の数よりも
価格競争になってしまう
部分にあります。
価格競争になって
その商品で利益が
取れなくなってしまう。
それが問題ですよね。
もし、他の出品者も
タオバオやアリババから
商品を仕入れていると仮定すれば
他の出品者はどうやって
利益を出しているんでしょうか？
一つは、商品以外のコストを
抑える努力をしていることが
あります。
代行会社でFBA発送ではなく
自宅発送の方が
手数料は安い場合もあります。
あるいは、送料コスト。
送料は重量が重くなればなるほど
単価が安くなります。
そうやって
色々と削られるコストは
削っていくというのが
一つの要因として考えられます。
もう一つは、現地買付け。
現地に行けば必ずタオバオより
安いとは限りませんが安く手に入る
可能性は大いにあります。
それは、タオバオの店舗は小売り店です。
どこかから商品を仕入れている訳です。
アリババや現地の問屋などで
商品を仕入れている訳ですね。
日本でも同じですよね。
小売店で購入するよりも
問屋さんで購入した方が
同じ商品でも安く手に入ります。
こういう形で
自分には利益がでないけど
なぜ他の出品者はやっていけ
ということがあります。
ただ、こうなると
物量が決め手というか
資金を持っている人間が強い。
ということになってしまいます。
ひょっとすると
我々のような個人セラーでは
太刀打ちできない
未来があるかも知れません。
そこで必要になるのは
他者との差別化ですね。
同じ仕入れが
出来るような商品であっても
自分自身のオリジナリティを持たせる。
何かと何かを組み合わせた
セット販売というのも有効な方法です。
そうやって
自分なりの独自性を持たせていけば
不毛な価格競争に
ならなくてすみます。
ただ、独自性／オリジナル商品
というのは
まだ誰も扱ったことのない商品です。
売れるかどうかは分かりません。
売れるかどうかを見極めるセンスも
ある程度は必要になって来るでしょう。
しかし既に売れている商品に
独自性を持たせたものであれば
売れる可能性は高いと考えられます。
また売れている商品の中には
すでに独自性を持たせて
販売している出品者もいます。
その出品者の商品もはじめから
バンバンと商品が売れていたのではなく
徐々に売れていき
現在があるということです。
今、まだ販売を始めたところという
レベルであれば、
すぐに独自性やオリジナル
ということを考えなくても
いいとは思います。
ですが、今後不毛な価格競争に
陥りたくないと考えるなら
オリジナル化を考えていくといいです。
単純転売ではなく
オリジナル商品を作って販売出来る。
これも中国輸入の醍醐味の一つです。
コメントする