ベトナムのeコマースは2013年にブームを迎えた。
eコマース・情報技術庁(VECITA)の最新報告書によると、
市場総売上が前年の7億ドル(約700億円)から
22億ドル(約2200億円)へと3.14倍に増加した。
同年の一人当たりのeコマース支出は$120だった。

インターネットユーザーが3千万超に達したことを背景に、
VECITAは2015年のeコマース総売上予測を
$13億から$4億へ上方修正した。

総人口の40-45%がインターネットを使うと見込まれる2015には,
一人当たりのオンラインショッピング支出額は$150になると予想されている。

またより楽観的な見方をすれば、同年にベトナムの人口9300万人のうち
65-70%がインターネットに接続し、
年40.8-43億ドル(約4300億円)のオンラインショッピング売上に貢献すると予想される。

VECITA調査の対象781人の61%がeコマース業者のサイト、
51%が協同購入サイト、
45%がソーシャルサイト、
19%マーケットプレースサイト、
6%がモバイルアプリを使って2013年に買い物をした。

職業別ではオンラインショッパーの41%が管理職を含む会社員、
男女の割合は41:59だった。
多くがネットショッピングの方が時間がかからないと言う。
これに学生が37%で続いた。

商品別では衣服と靴、化粧品が合わせて62%と最大。
これにハイテク商品(35%)、日用品(32%)、航空券(25%)が続いた。

支払い方法では回答者の74%が現金を使用、
以下は銀行振込41%、銀行口座引き落とし11%、
モバイル・ゲームカード9%、eキャッシュ8%の結果となった。

オンラインショッピング体験については、
非常に満足5%、満足29%、どちらとも言えない62%、不満足4%になった。

オンラインショップの障害としては、
商品やサービスの質が広告通りでない(77%)、
金額が実店舗より高い(40%)
プロとは言えない配送サービス(38%)、
個人情報漏洩への不安(31%)、
オンラインでの注文手続きが複雑(29%)が挙った。

オンラインで買い物をしなかった人の理由 (複数回答)は
「品質を確認できない」と「広告通りの商品ではなかった」が合わせて59% 、
「実店舗での買い物の方が簡単で早い」(45%)、
「業者を信用できない」(41%)、
「商品についての情報不足」(38%)
クレジットカードなどが無かった(37%)

781人の回答者のうち今後も
オンラインショッピングを続ける人は88%、
やめるという人は12%だった。

ネットユーザーが頻繁に訪れる人気サイトは
上からVatgia.com, Alibaba.com, Ecna.vn,
5giay.vn,123mua.vn, Enbac.com, Chodientu.vn,
muaban.net, Rongbay.com,  Ebay.vn。

tuoitrenewsより引用
http://tuoitrenews.vn/business/19314/vietnam-ecommerce-sales-leaps-over-300-to-22-billion-in-2013