顧客リストを取得したりショップの顧客に対して
何を売ったらいいのか?という質問を沢山貰いますので
考え方をお伝えしようと思います。

まず僕は輸入品を売っている時点で
次に売る商材は簡単だと思っています。
基本的には、買っていった商品から掘り下げたり
同属のものを売っていきます。

そうなると少し難しさが上がります。
しかし、輸入品は属性としてニッチな為に
掘り下げるのでは無くその上を売れば良いのです。

掘り下げ上げとは意味が分からないと思うので
説明していきます。
「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがありますね。
意味は少し過激なのですが・・・

1,大風で土ぼこりが立つ
2,土ぼこりが目に入って、盲人が増える
3,盲人は三味線を買う(当時の盲人が就ける職に由来)
4,三味線に使う猫皮が必要になり、ネコが殺される
5,ネコが減ればネズミが増える
6,ネズミは桶をかじる
7,桶の需要が増え桶屋が儲かる

このような意味です。
他には火災時に風が吹くと燃えが広がるので棺桶がよく売れる。と
いずれにしても過激なことわざです。

風が吹くと桶屋が儲かると言われていますが
一番儲かる所と言えば、現代では医者・薬局・製薬会社です。
土ぼこりが目に入り目に違和感を覚えると
当然医者に行きますね。

そして薬を処方されます。
理論に沿う場合はその次に儲かるのは三味線屋さん。

その次はネズミ捕り販売会社。
最後にやっと桶屋です。
なので、余談ですが風が吹けば桶屋”でも”儲かるという表現が正しいと思います。

まぁそんなことよりも僕たちは
桶を売っているまででは無いですが
ニッチな商品を売っています。

何の為の商品か分からない商品を
売っていることもあるでしょう。

例えば、
Aという装置とBという装置を繋ぐための
特殊なケーブルを売ったとしますね。

この場合、何を売れば良いか?というと
非常に簡単であり
A装置、B装置を売ればいいのです。

ペットのおもちゃを売っている場合は
餌を売ればいいのです。
ニッチな商品を売っている場合は
その後に売る商品を見つけることが簡単なのです。

つまり上記の例で言うと桶を買った人に
ネズミ捕りを売ればいい訳ですね。
これが僕が言っている掘り上げですね。

その逆に上記の例で言う所の医者は
次の商品を売ることが少し難しいのです。
目が見えなくなった人が三味線を買うことを
知る必要があるからですね。

もちろん、桶を買った人がネズミにかじられたからと
知る必要はあるのですが、単純にお客さんに買う理由を聞けばいいだけですね。

マス商品を売っている場合は
少し難しいというか考え方を買えないといけません。
ニッチな商品を売る分、リスト獲得数は必然的に少なくなります。

なのでニッチな商品の販売後は出来るだけ
成約率が高いマッチしている商品を売りたいですし可能です。
しかし、マス商品の場合は比較的リストを沢山取れるので
少し成約率が下がってもいいのです。

楽天市場本体から来るメールは
全然興味の無い商品を宣伝してくることがありますね。
(それでもかなり属性を絞っている方)

その楽天市場に出店している店舗から来るメールは
少し欲しい物にかすっている時が多いと思います。

この両者の違いとは
リスト数の違いであり属性の把握度の違いです。
楽天市場本体は数が莫大なのでそれでいいのです。

しかし、店舗が出せるメール数は少ないために
属性にマッチした商品を宣伝した方が効率的ですし
それが可能なのです。

要約すると

ニッチな商品を扱っている場合は
属性に合う物を次に売ることは掘り上げなのでたやすく

マス商品を扱っている場合は
リストを沢山取れるので極力属性に合わせる

それ以上のことは仕方ないと捉えるといいでしょう。

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