キーワードを探すだけのリサーチは、
なんというか、「入り口」なんですよね。

いいキーワードを見つけて、
「うひゃー、これいけるじゃん!」的な。

でも、それだけで、その商品を売ろうとしてもうまく行きません。
eBayでたまたま何となく、その商品を無在庫販売している人と、
特に変わりがないからです。

「専門店化しよう!」みたいな話をよく聞きますけど、
専門店の価値とはなんなんでしょう?

物販におけるわかりやすい価値の差は、「価格」ですけども、
無在庫輸出販売の場合は、結局日本の小売で仕入れるので、
そこでは大した差別化が出来ません。

まあ、Amazonみたいに数セント単位で競うなら別ですけどね…
じゃあ、どこで差別化するんでしょう?
僕は、「情報量」が大きいのではないかと思っています。

例えば…
僕は普段旅行とかしないんですけど、
この前大阪にいく用事があったので、スーツケースを買いました。

スーツケース買ったことなかったので、
楽天とAmazonを見てたんですけど…

楽天は、各店舗の商品がざーっと検索結果に並ぶだけなのに対して、
Amazonは、全ての商品の情報が管理されてるので、
サイズ等での絞り込みが簡単にできる。

そりゃまあ…Amazonで買いますよね。

これは、完全に情報の差でしかなく、
楽天だったらもっとお得なのがあったかもしれないんですけど、
今回の場合は、そんなことは割とどうでもいいことです。

インターネットの普及で、誰もが世界中の情報にアクセスできる、
というのは間違ってないですけど、
その情報を収集するのは、とんでもない労力がかかります。
だから、「キュレーション」って言葉が流行ってるわけですよね。

正に、専門店というのは、ある種のキュレーターです。
その商品のことを詳しく知ってるから、
お客さんの疑問に全て答えられるし、
時にはお客さんが思いもよらない提案が出来る。

特に輸出の場合は、英語圏に対して日本語の情報を取り扱うので、
よりその傾向が強いように思います。

だから、僕らがやるべきは、まず情報収集なんだなと。
とにかく調べられることは全て調べる。
ここに関しては、労力を惜しむべきではないですね。
「働かずに〜」なんて言ってられません笑

その労力が、自分とお客さんの差であり、競合との差だからです。

eBay, Amazonを利用した輸出ビジネスで100万超え!君嶋の輸出ブログ