絶対に失敗しない方法とはそもそもしないことです。
絶対に負けない方法というのもそもそも戦わないことです。

ビジネスをしていく上ではこの思考は大事です。
勿論最初以外はですが。

スタートアップの時期は林へ行き竹を切って
研いで鋭利にしてその弱い武器で
鉄砲を持っている敵を後ろから刺す。

そしてその鉄砲を奪い、騎馬隊を倒す。

という無茶でバカなことが必要です。
これが昨日言った「バカになる時期」ということです。

少し下品な例かも知れませんが・・・
こういう感覚です。

まぁ輸入ビジネスの場合は最初の武器を持っている敵に
気づかれ奇襲に失敗しても死にはしません。

人生という長い目で見ると深爪程度の痛手です。

この辺りはいつも言っているので
今日は馬と鉄砲を持っている方向けに(月利益30万円以上)
負けない勝負」というのを書こうと思います。

資金を持っている企業とは戦わないほうが良いと
聞いたことが有ると思います。

この理由というのは安く売っても大丈夫だからです。

安く売っても大丈夫な理由は「安く仕入れているから」です。
なぜ資金持ちが安く仕入れられるかというと

・100個買うから1個辺り20%割引してくれ

・10個買うから1個辺り20%割引してくれ

後者では全く話にならないケースが多いですが
前者は少なくとも話を聞いてもらえます。

つまり明らかに資金を持っていそうな
出品者とは、現時点では
戦わないほうがいいのです。

対一人だけではなく何十人が価格競争を
起こしている中に
わざわざ入っていくことはありません。

逆に「勝てない勝負」もしていはいけません。

ライバルから逃げすぎて手芸品を攻めたって
全く儲かりません。
ある程度のライバル(敵)とは戦うべきです。

しかも弱い敵であればあるほど戦う必要があります。
僕の持論では銃と馬(月利益30万円程度)を
持っている段階が一番戦略が難しいと感じています。

資金が大量にある訳でも無く少ないわけでもない。
なので一応、大量買いは出来るのですが
もっと資金を持っている人が現れたら
直ぐに負けてしまうという結構辛い立場です。

僕が月利益30万円程度で行なってきた戦術とは
「スピード」でした。

商品を探すスピードを上げるのは勿論ですが
多くても2週間分しか仕入れず1週間目で動向を見て
更に2週間分仕入れる。

つまり資金持ちと飽和から
極力早く逃げられるようにしていました。
勿論この戦術は手間が掛かってしまいます。

しかし利益を追求する前提で極力リスクを減らすのには
一番適した戦術です。

30万円稼ぎ、上を目指すのなら
まだまだ「楽」を求めないほうがいいです。

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