こんにちは、MOTOHARUです。

制約理論についての
面白い話をします。

本人は意図していないと思いますが、
考え方が制約理論になっています。

バレーボール日本代表の越川氏。

越川氏のジャンプサーブは
アジア大会でNo.1と言われており、

またプレミアリーグではサーブ王に
輝いた実績をお持ちです。

今ではもの凄い結果を
残されている越川氏ですが、

ジャンプサーブを打ち始めた当初は
全く入らなかったそうです。

当時の監督も…

「パワーはあるから、
まぐれで入ると相手は触れないが、
3本続いたのは見たことがない」

「あまりに入らなくて、越川には
ジャンプサーブ禁止令を出した」

と散々なコメントを残していますww

悩める越川氏に
たまたまゲストで訪れていた
米国のコーチから

ジャンプサーブの「トス」の重要性を
教えられます。

「そうか。10本同じいいトスを上げられれば、
 10本同じいいサーブが打てる」

越川氏は気付いてしまった訳です。

それからは毎日練習が終わってから
トスをうまく上げる練習を繰り返し、

トスが安定した途端、
サーブがバシバシ決まりだした…

そして国体で優勝、
初めての高校生日本代表となる
快挙を成し遂げるまで成長します。

まぐれで入ればいいって
言われてた人がサーブ王ですよww

サーブ王。

では、制約理論を用いて解説します。

まずサーブの目標は
「ポイント」を取る事です。

サーブに至るまでの
フローを考えてみましょう。

(僕はバレーは詳しくないので、想像です)

トスを上げる→
助走する→
飛ぶ→
ボールをミートする→
サービスエース(ポイントGET)

こんな感じでしょうか。

この一連のフローの中で、
越川氏が注目したのが、「トス」。

これが全体に影響を与える1割です。

僕みたいな素人だと、

 ・強く打つ練習
 ・うまくミートする練習

なんかを思い浮かべるのですが、
ジャンプサーブの再現性を高めるには

「良いトスを上げる必要がある」
ここに気付いた訳ですね。

いくら強く打てようが、
いくらミートできようが、
トスが良い位置に来ないと結果が出ない。

だから、トスを練習する。

単純にすげぇな、
と僕は思いました。

制約理論は最初
工場の生産性向上の為の
理論として日本に入ってきた為、

工場でしか使えない、
という誤解が生じています。

しかし世界的に見れば、
ビジネスや教育にも使われている
非常に有益な理論です。

僕はこれを物販に取り入れて
大きく結果を向上させました。

86400円の使い方