中国の杭州の英語教師だったJack Ma氏が
アリババ.comを立ち上げたのは1999年。
今や彼のeコマースサイトは巨大サイトに成長し、
アメリカでの株式公開額は150億ドル(約1兆5000億円)に上ると見られる。

これは2012年、FacebookのSNS部門が公開した株式総額に
やや欠けるくらいの額だ。

Ma氏のウェブサイト・タオバオは、
8億点もの商品を掲載する700万人の出品者から
広告料やサービス料をとっている。

2013年、アリババグループが経営するショッピングサイト全体の取引額は
2400億ドル(約24兆円)に上った。

総額はAmazon.comの2倍以上、eBayの3倍、
さらにそのふたつを合わせたよりも3分の1以上大きい額となった。

10年ほど前、Ma氏はアリババグループを世界一の中国企業にすると誓った。
アリババは今や、中国のすべてのオンラインショッピングのほぼ80%を扱っている。
アメリカを抜き去り、世界一大きなeコマース市場だ、
と言うアナリストもいる。

何億人もの中国人が未だにオンラインでの買い物経験がないことを考えると、
成長の余地はまだまだ残されているだろう。

毎年行われる11月11日のショッピングフェスティバルの消費額は、
アメリカのオンラインショッピング額が最も大きい2日間の合計額を上回る。
このようなイベントで、アリババは中国のオンラインショッピングブームに火を点けた。

しかしながら、アリババは本当に成長し続けるのだろうか、
という大きな疑問もある。

創立から15年が経とうとしており、従業員は2万人以上に膨れ上がっている。
アリババの巨大なサイズは、スマートフォンを使った買い物が増え
激化している競争に、すばやく対応することができるのか、
といぶかる外部の意見もある。

China Real Timeより引用
http://blogs.wsj.com/chinarealtime/2014/04/16/twice-the-size-of-amazon-alibaba-is-ready-for-its-close-up/