柿沼です。

Amazon輸出を始めるにあたっては
無在庫販売からスタートする人が圧倒的に多いです。

無在庫販売とは
自分で在庫を持たない状態で商品を出品

実際に商品の注文が入った時点で仕入れ

手元に届いた商品をお客さんに発送

という手法です。

在庫リスクがないので資金や経験が少ない状態でも
どんどん商品を出品して販売機会を増やす事で
大きく稼ぐことが可能です。

ebayでは新規で販売を開始したセラーに
出品数(金額)のリミット制限があるため
無在庫販売でも出品する商品を
ある程度きちんと調べる必要があります。

一方Amazonでは
新規のアカウントでもほぼ無制限に商品の出品ができるので
実際に売れるかどうかは気にしないで
どんどん商品を登録する事が可能です。

しかしこの時気をつけなくてはいけないのが
「出荷遅延」と「注文のキャンセル」です。

Amazonでは評価の少ないセラーが
「出荷遅延」や「注文のキャンセル」を繰り返すと
アカウント審査に入る可能性が非常に高いです。

特に大量に商品を登録していると
商品に注文が入った時点でメーカー在庫が欠品している
というケースも増えてきます。

ですので評価の少ない段階では
無在庫販売でもきちんとリサーチをしてから
商品登録をしましょう。

特に輸出やAmazon販売経験の少ない場合は

・どんな商品が海外で人気があるのか

・Amazonランキングと売れ行きの相関関係

・Amazonでのリサーチ方法(FBAで在庫を持って販売をする時の為)

などを知るためにも実際にリサーチをする事をお勧めします!

P.S.
「Amazon輸出を始めようと思いますが
すぐに法人を設立したほうがいいですか?」

という質問を頂きました。

Amazon.comでは年間50品以上販売する出品者に対して
納税番号の登録を促しています。

逆にいうと「Amazonの規約上」では
年間の販売数が50商品以内かつ
販売に事業性がなければ
納税番号を取得しなくてもAmazon輸出が可能になります。

年間50商品の販売だと
1商品あたり5000円の粗利を出せれば年間で25万円。
月間約2万円の利益です。

この一方で
アメリカ国内で得た事業性のある収益はIRS(米国国税庁)に
税務申告する義務があることも考慮しなくてはいけないですね。

口座凍結のリスク、納税問題また今後、
Amazon.comの規約改定で日本の銀行口座での受け取りが可能になり
参入が容易になる可能性などを考えると
僕はこれくらいの利益を求めるのであれば
ebay輸出やAmazon輸入で稼いだほうがいいと思います。

しかし
「将来的に大きく稼いで生きたいけど、いきなり法人設立するのはハードルが高い」
と思っている場合はこのシステムを利用して
50商品までを販売してみて感覚がつかめてから本格参入するのもいいと思います。

しっかりと実践すれば50商品くらいはすぐに売れるのでがんばってください!

輸出入ビジネスで自由を手にする方法