今回からは、Amazon販売の戦略についてお話していきます。

Amazonでは、基本的にFBA出品していることが前提でお話していきます。

ご存知かとは思いますが、アマゾンというプラットフォーム内において、
アマゾン自体がたくさんの商品を販売しています。

ヤフオク!で、Yahoo!が商品を販売していることはありませんが、
アマゾンでは、アマゾン自体で商品を販売しています。

将来的には、自社での小売りを縮小または、止めるという話も出てはいます。
しかし、現在は、新品をアマゾンを使って販売しようという出品者には、
ライバルとなって立ちはだかります。

では、アマゾンにおける販売を行っていく中で、
どのような方法がいいのでしょうか?

今回は、出品者でアマゾンがカートを取っているという前提のお話です。

アマゾン以外の出品者がカートを取っている時の販売方法は、
価格さえ安ければぼぼカートは取れます。

もちろん、価格だけではなく、
在庫状況や出品者自体の評価も関わってきますが…

1 アマゾンの販売している商品には入らない。

2 アマゾンの販売している商品に入り、品切れを待ちながら、ちょっと高めで売る。

3 アマゾンの販売している商品に入り、ちょっと安くして売る。

4 アマゾンの販売している商品に入り、価格で勝負して、カートを獲得する。

この他にも、いろいろ戦略は考えられますね。
どの方法がいいでしょうか?
少し考えてみましょう。

正解は全部です。 笑

これらの販売方法は、あなたの資金量や得たい利益額、利益率等によって
変わってきます。

性格も関わってくるかも知れません。

それでは、1から解説していきましょう。

1 アマゾンの販売している商品には入らない。
ですが、これは正に読んだそのまま。笑

アマゾンは、自社の膨大なデータから、どの商品が売れているのか?
このデータは、全て把握しています。

そのデータに基づいた仕入れを行っていると言えます。
アマゾンは自社の買い付けルートを使って、
ものすごく安く仕入れをしています。

売れている商品には、1000個とか、2000個とかも入れてきたりします。

仕入れ値が安いので、販売価格が安くても、販売可能なので、
ある一定のラインまでは、こちらが安くしても、対抗するかのように、
さらに安い価格で販売してきます。

この値下げ具合が、えげつないので、出品者は赤字になりたくはないので、
回避していきます。

リサーチをしていくと分かりますが、アマゾンの出品している商品には、
アマゾン以外の出品者がいないなんてことは、ざらにあります。

これらは、先にお話いた通り、アマゾンの値下げに耐えられないので、
出品者が他にいなくなっているのも原因ではあります。

アマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長によれば、
この薄利、もしくは赤字を覚悟するマーケティング手法について、
以下のように述べています。

「我々は短期的な利益は重視していない。
長期的 な成功が目標だ。
アマゾンには、顧客に喜んでもらえる
ナンバーワンの価値を提供し続ければ、
必ず成功出来るという企業哲学がある」

配送料や商品代金を安くすることで、
アマゾンで買い物をする消費者が
増えることは間違いありません。

アマゾンが損する取引が少なからずあっても、

『アマゾンで買うと得をする。』

『ネットショッピングは、アマゾンが1番』

というイメージを消費者に植え付けやすい。

そうなれば、頻繁に買い物をするリピーターが増え、
長期的に成功するという考えです。

個人としては、対抗出来ない理念の下、販売を行っているので、
アマゾン販売の全体的な仕組みが理解出来ていないうちは、

『君子危うきに近寄らず』

アマゾンがカートを取って出品している商品には入らないのが賢明かと思います。
次回は2番目についてお話していきます。

今日の気付き

アマゾン販売の仕組みが理解出来て
いないうちは、アマゾンがカートを
とっている商品には入らない。

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